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2017.09.02

【日韓中U-17の声③】根本大地(高田商業)「初めての国際大会で、自分なりに工夫して対応できたと思う」

インハイ戦士が国際大会で躍動◎8/25~27日韓中ジュニア交流競技会

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初の国際大会に臨んだ根本大地は山根とのペアで日韓中3戦3勝

福島インハイの激闘から1か月、8月25日から27日まで茨城県の笠間市総合公園テニスコートで行われた日韓中ジュニア交流競技会(大会結果はコチラ)。日本チームはU-17から男女各6選手が出場した選抜チームで団体戦を戦った。

初めての国際大会を経験した根本大地は「自分なりに工夫して対応できたと思う。いい経験になった」と手応えをつかみ、10月の国体でインハイの雪辱を誓う。

◆日韓中を戦ったU-17戦士のミニインタビューを短期連載でお届けします。

根本大地(高田商業高3年)
右利き/前衛、福島県出身
福島インハイ戦績⇒団体8強・個人3位(山根稔平/)

日本開催で、自分たちには有利だったのかな

――韓国、中国と対戦した印象は?

韓国選手、中国選手とも体格がよくて、フィジカル面も強い。その分、サーブなどが厳しいところに来ていましたが、それは想定したところでもあったので、しっかり対応できました。

――プレーの技術、戦術などで違いは感じましたか。

日本選手とは違ってバックハンドがうまいので、そこだけ注意しようと気を付けました。自分のプレーをしつつ、いつもとは違うということも頭に置いてプレーしたという感じです。

――これまで国際大会の経験は?

僕は今回が初めてです。それでも今回は日本開催だったので、自分たちには有利なところがあったかなと思います。

――U-17の代表ということでのプレッシャーといったものはありましたか。

ちょっとした緊張はありましたが、僕は1試合目ではなかったので、試合を見ながら気持ち的に緩めるところは緩めていかないといけないなと思い、リラックスした状態で臨もうと心掛けました。

経験を糧に国体では優勝を狙いたい

――この大会で得たものは?

初めての国際大会だったのですが、初めて他国の選手と対戦する試合で、普段とは違うプレーや変化などへの対応を経験できたのはよかったと思います。実際に、自分なりにしっかり工夫し対応することができた。その部分でいい経験ができました。

――日本のチームメートですごいなと思った選手、見習いたいところなどを教えてください。

上岡(俊介/上宮高)選手はすごいなと。どんなボールにも対応できるし、しっかりラリーを回すときは回して、安定した部分もある。ボールも深いですし、対戦相手になったら嫌な相手だなとあらためて思いました。

――日本代表への特別な思いはありますか?

今回、試合をして他国の選手との対戦はいい経験になったので、機会があれば試合をしてみたいなと思いました。

今は次の国体に向けて、目の前の目標に向かって一つひとつという感じで、その先に日本のトップの選手たちと競っていけたらと思います。

――では、国体への意気込みを聞かせてください。

インターハイで負けたので、その悔しさを国体にぶつけたいと思っています。次はJOC杯(9月16、17日)でまた経験を積む機会があると思うので、そこでしっかり得られるものは得て、国体では優勝を目指したい。

●男子日本チーム(U-17選抜)
上岡 俊介(上宮高)
広岡  宙(上宮高)
林 湧太郎(高田商業高)
山根 稔平(高田商業高)
北本 達己(高田商業高)
根本 大地(高田商業高)

●女子日本チーム(U-17選抜)
島津 佳那(千代田女学園高)
下江 遥花(和歌山信愛高)
片野 理音(東北高)
小松 芹奈(東北高)
竹田 真樹(三重高)
土井あんず(三重高)

取材・文◎田辺由紀子 写真◎矢野寿明

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