TOPICS
プレー&コラム
2017.12.22

インドアではよりショット精度が求められる。そしてシューズの選択も大事

【WEB連載】船水颯人『JKTへの道』#36 インドア大会に向けて

関連キーワード:

インドアシーズンが始まる。2016年に全日本インドアを制した船水颯人。室内の戦いに向けて、技術、戦術、道具の準備は?

ソフトテニスマガジン・ポータルでは、船水颯人の2018年ジャカルタ(JKT・ソフトテニス競技はパレンバンで開催)アジア競技大会に向けた取り組みをインタビュー連載で追っていく。船水颯人『JKTへの道』第36回はインドア大会に向けてのお話。

船水颯人/ふねみず・はやと 1997年1月24日生まれ、20歳。青森県出身。身長170㎝、右利き、後衛。黒石烏城クラブ(小1)→黒石中→東北高→早稲田大3年

インドアは外とは全く別のボール

――年が明けると、東京インドア(1月14日)、全日本インドア(2月4日)とインドアの大会が続きますね。どのような準備をしていますか。

体育館を借りて練習できる時間は限られているので、インドアでしか試せないことをしています。当然ですが、外(アウトコート)に比べると、変化をつけたボールが有効になってくるので、そのショットの練習とかですね。外とは全く別のボールになりますから。

――練習している変化をつけたボールとは?

カットやスライスなどです。精度を上げれば、新たな武器になります。サービスも上から打つだけではなく、下から打てれば、戦術の幅も広がりますから。

――カット、スライスを打つ上で、意識していることはありますか。

僕はあまりうまくないので、参考にならないですよ(苦笑)。長江(光一)さんたちと比べると、ボールにキレがないので。精度もまだまだです。小学生の頃はカットサービスをよく使っていたんですけど。

――なぜ、小学生の頃はカットサービスをよく使っていたのですか。

理由は単純です。上から振り下ろして打つと、ラケットを地面にぶつけて、壊すから(笑)。僕は背が低かったですし。だから、「下から打ちなさい」と指導されていたんです。自然な流れでカットサービスを使っていました。

自分の持ち味を消さないように前に出ていく

――変化をつけたボール以外に、インドアの対策はしていますか。

外に比べて、ラリーも長くなるので前衛のポイント力が重要になってきます。スマッシュの決定力は大事。そこは、前衛に頑張ってもらわないと(笑)。

僕個人としては、自分の持ち味を消さないようにすること。インドアは外のコートに比べると、ボールが止まりやすく、ラリーも長くなることが多いです。だからこそ、フォローが大事。いくらでもボールを拾えます。逆に攻撃になったら、ミスショットが出ると、相手にも拾われます。よりショット精度の高さが、求められると思います。

――ハードコートでは、着地の足を滑らせて、ボールを拾うという話もしていました。インドアでも同じですか。

体育館の床によりますね。状態を見て、判断します。ワックスがかかり過ぎていると、滑らないので。「これは危ない」と思えば、気をつけますし、「滑れるな」と思えば、滑ります。プレーしてる時はそんなこと全く考えてないですけどね(笑)。

――インドアの会場に行くと、まず床を確認するのですか。

しますね。ウォーミングアップのときに、足の感覚を確かめます。

僕もそうですが、他のトップ選手もみんなサーフェスに合ったシューズに変えています。感覚は個人差があると思いますが、オールコート用は固いのでよく滑り、砂入り人工芝用はゴムが柔らかいので止まり過ぎるんですよね。そうなると、ケガのリスクも高くなるし、滑れません。最初はハードコートで砂入り人工芝用を履いていたのですが、柔らかすぎて僕には向いていませんでした。

僕にとって、シューズの選択は重要です。自分のスタイル、特徴を考え、コートに適したものを選んでいます。そこも、こだわりの1つですね。

2016年1月、早稲田大1年時に臨んだ全日本インドアで、初のダブルス全日本タイトル(/星野慎平)を獲得した

 

取材・構成◎杉園昌之 タイトル写真◎阿部卓功 写真◎江見洋子

>>船水颯人『JKTへの道』バックナンバーはこちら

注目の記事



映画『案山子とラケット ~亜季と珠子の夏休み~』
ベースボール・マガジン社