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2018.02.12

【アゼリア女子】強豪を連破した和歌山信愛が5年ぶりV!

第31回高松アゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会◎2/10-11香川県・高松市総合体育館

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和歌山信愛(和歌山)が制覇。文大杉並、三重という強豪を連破してのVだった

「想定外」と和歌山信愛・林監督

3月に開催される選抜の前哨戦とも言われるアゼリアカップ。男子と同様、女子も選抜の地区予選会成績上位校に、中華台北、韓国の2チームを加えた計18チームでトーナメントを争った。

2日目の11日に行われた準々決勝、準決勝、決勝を勝ち上がり、頂点に立ったのは、和歌山信愛(和歌山)。準々決勝では中村学園女子(福岡)を②-0で破り、準決勝では昨年インターハイと国体の団体2冠を果たした文大杉並(東京)を3番勝負のファイナルの末に退けて決勝進出。決勝では昨年アゼリアで優勝し、選抜も制した三重(三重)を破り、5年ぶりの優勝を果たした(※5年前は信愛女子短附として優勝)。

決勝は、三重の竹田真樹(2年)/藤城みちる(1年)が和歌山信愛の多田千夏(1年)/岩﨑彩(2年)を0に抑えて先勝したが、松井玲奈(2年)/川﨑海奈(1年)が2番で勝利し勝負をタイに。

男女を通じて今大会の最終試合となった3番勝負では、準決勝に続いて3番を任された浅倉衣里/岡田未来(ともに2年)が、緊張感のあるラリーの中でもコートを広く使って配球、緩急のアクセントをつけるなど大胆にプレーして、G④-0で勝利した。

文大杉並、三重という昨年団体戦タイトルを分け合っている2チームを連破しての優勝に、林三千夫監督は「想定外。昨年のレギュラーが抜け、今年は初戦を勝てたらいいと思っていたくらい」と率直に驚いていたが、何といっても勝利は大きな自信につながるのは間違いない。

●女子準決勝
三重 ②-1 山陽女子
竹田/藤城 ④―2 長谷川/立花
花尻/髙場 3―④ 原田/吉川
田川/浪岡 ④―2 井上/杉山
和歌山信愛 ②-1 文大杉並
松井/川﨑 3―④ 小松﨑/原島
多田/岩﨑 ④―3 小林/白﨑
浅倉/岡田 ④―3 鈴木/西東
●女子決勝
和歌山信愛 ②-1 三重
多田/岩﨑 0-④ 竹田/藤城
松井/川﨑 ④-2 花尻/髙場
浅倉/岡田 ④-0 田川/浪岡

アゼリア女子結果

優勝:和歌山信愛(和歌山)
2位:三重(三重)
3位:山陽女子(岡山)、文大杉並(東京)

2位:三重(三重)

3位:山陽女子(岡山)

3位:文大杉並(東京)

 

取材・文◎田辺由紀子 写真◎山田次郎 協力◎高松市ソフトテニス連盟

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