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【選抜2日目・男子】高商、大牟田、松江工、東北、羽黒、中京、北海道科学大、岡崎城西が最終日へ

高田商業は3回戦のトップに北本(左)/伊藤を送り出し見事勝利

激しいスマッシュ連打で3番勝負を制す

第42回全日本高校選抜大会は、第2日の3月29日、男女とも2回戦残り5試合、3回戦8試合が行われ、ベスト8が出そろった。

男子は8強を前に、ともに前評判の高い上宮(大阪)と羽黒(山形)が対戦。古石/田中(上宮)vs村田/齋藤大(羽黒)の1番で、羽黒ペアが先勝したが、上岡/広岡(上宮)vs金子/佐藤の2番は、上岡/広岡が0に抑えて勝利し、3番勝負へ。

その3番勝負では、羽黒の根本/齋藤龍に対し、上宮の後衛ペアの柏木/中西もロビングを多用するなど粘ったが、最後は羽黒ペアが厳しいスマッシュを連打し、突き放した。

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中京、ストレート勝利で加速。松江工、大牟田が初の8強

この下のブロックでは、東海選抜大会3位の中京(岐阜)が、選抜優勝経験のある尽誠学園を②-0のストレートで破って8強入り。1番の久山/大友(中京)が佐藤/林(尽誠学園)に先勝すると、2番の草野/坂下がその勢いを加速させて一気に勝負を決めた。明日29日の第1試合では、羽黒と中京、この勢いのある2校が準々決勝で対戦する。

また、中国予選1位の松江工(島根)は、三重(三重)を破って初の8強入りを果たした。川上/水津、真玉/浜田がそれぞれ1ゲームずつに抑え、会心の勝利。

九州大会5位の大牟田(福岡)は、初出場の加藤学園との接戦を制し、初のベスト8進出を決めている。第1シードの高田商業(奈良)をはじめ、東北(宮城)、岡崎城西(愛知)のシード勢は順当にベスト8入りした。

シードの岡崎城西は地元愛知の声援も受け順調に8強入り。写真は柘植(右)/村瀬正

高田商業は初戦の2回戦を山根/根本、阪本/林、北本/大橋で、とわの森三愛(北海道)を退けると、続く3回戦では北本/伊藤、阪本/根本で済美(愛媛)を下し、選手層の厚さを見せている。

昨年インターハイ優勝の東北は、水木/福田、北野/鈴木の1年生ペアが活躍。2回戦では高瀬(香川)、3回戦では長崎南山(長崎)を退けて大会最終日にコマを進めた。

東北は1年ペアが活躍! 1対戦目を務めここまで2勝の水木(右)/福田

全国常連校同士の対戦となった北海道科学大(北海道)と木更津総合(千葉)との3回戦は、北海道科学大が3番勝負を制して、昨年に続き8強以上を決めている。

▼男子出場校名鑑(ソフトテニス・マガジン5月号掲載)
▼女子出場校名鑑(ソフトテニス・マガジン5月号掲載)
▼選手変更一覧(本部への登録選手の変更)
※全日本高校選抜大会2017・1日目の男子 こちら
※全日本高校選抜大会2017・1日目の女子 こちら
※全日本高校選抜大会2017・2日目の展望 こちら

取材・文◎田辺由紀子 写真◎川口洋邦
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