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男子は高商vs上宮の準決勝へ。女子は昨季ダブルスVの林田が準決勝進出

初日のシングルスを終え、意気込みを語る高田商業主将の山根(写真・井出秀人)

6月23日(金)、北海道・札幌市円山庭球場で『第46回ゴーセン杯争奪 ハイスクールジャパンカップ2017』シングルストーナメントが行われた。北の大地らしいすがすがしい空気に包まれ、午後には日差しが強まったなか、この日は4強までを決定した。

男子は高田商2名、上宮2名が4強入り。明日24日の準決勝は、広岡宙(上宮)vs阪本崚(高田商)、山根稔平(高田商)vs上岡俊介(上宮)のカードとなった。

簡単にゲームを取られなかったのは良かった

「最初の試合は結構良かったけど、4強決めは相手に合わせる感じになっていいテニスができていません。我慢するときは我慢して、簡単にゲームを取られなかったのは良かったと思います。明日は反対(の山)が阪本と広岡で、僕は上岡と対戦と、どちらも高商vs上宮なので、高商どうしで決勝ができるように頑張りたいです」(高田商・山根)

「今日はシングルスで4試合もあるので、体力的に厳しい戦いなのですが、攻めて前に行こうと思ってやっていったら、プレー時間も短縮できてよかった。いいコースにストロークが打てて、ツイストの処理も良かったと思います。明日は僕らも上宮同士で決勝ができるようにと思ってやります」(上宮・上岡)

男子組み合わせ

女子は和歌山信愛、文大杉並、東北、日大藤沢の選手が4強

明日24日の女子の準決勝のカードは、松井玲奈(和歌山信愛)vs林田リコ(文大杉並)、矢作舞彩(東北)vs鈴木優美(日大藤沢)の顔合わせになった。

文大主将の林田は昨年の全日本シングルス2位、ハイジャパダブルス王者だが、昨年のシングルスでは笠井菜々子(修大附鈴峯)に4強を前に封じられ8強止まり。抽選で組み合わせが決まるハイジャパの妙で、今大会では笠井と3回戦で対戦。昨年の雪辱を果たし8強へ進むと、4強決めでは東北の長身前衛・小松芹奈を1で押さえ2日目にコマを進めた。

女子組み合わせ

男子5位&女子5位はこちら!

そのほか、8強(5位)入りを果たした選手の表彰が行われた。

▼男子5位
北本達己(高田商)
柘植省吾(岡崎城西)
福田柊哉(長崎工)
林湧太郎(高田商)

男子5位メンバー

▼女子5位
丁相凞(韓国・光州東新女子)
小松芹奈(東北)
伊藤 唯(明豊)
加 奈乃佳(指宿商)

女子5位メンバー

1日目の試合が終わり、好天の円山庭球場で練習に励む高校生たち(写真・井出秀人)

ハイジャパ2日目、6月24日(土)はシングルス準決勝~決勝、ダブルス予選リーグが行われる。競技開始は午前9時の予定だ。

取材・構成◎深作友子 写真◎BBM
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