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【全中】個人戦は男子・幡谷/竹谷(杉戸中)、女子・奥田/藤原(就実)がV

男子優勝・幡谷康平/竹谷航洋(杉戸) 「個人戦序盤は緊張しすぎた」と竹谷。戦いを重ねるごとに、高い展開力でライバルを退け、栄冠を手にした。昨年団体優勝を遂げた杉戸中が、今年はまず個人で日本一を手にした

男子・幡谷/竹谷(杉戸中)、コンビネーションよく制す

8月18(金)~20日(日)に長崎県長崎市総合運動公園かきどまり庭球場で行われている第48回全国中学校ソフトテニス大会。競技1日目の19日は個人戦(男子・64組、女子・64組)が行われ、男子は幡谷康平/竹谷航洋(杉戸)、女子は奥田妃奈/藤原麻央(就実)が頂点に立った。

【男子個人戦】
決勝進出を果たしたのは、4強決めで昨年団体優勝の杉戸中大将の堀内駿斗/桑山信を2で破った北野敦貴/星虎太朗(西郷第一)と、実力ペアを撃破して勝ち上がった杉戸中・幡谷康平/竹谷航洋だった。

試合開始早々、1、2ポイント目に幡谷がファーストサービスを入れると、すかさず竹谷がポーチを決め、コンビネーションテニス全開の杉戸ペア。「先に攻めることを心がけた」という竹谷が積極的に展開を仕掛け、チャンスをつくれば竹谷が確実にポイント。G1オールから、幡谷組がリズムに乗って一気に2ゲーム連取。ただ、ここまでもリードされても「強気で」(北野)挽回し、逆転勝ちを収めてきた北野/星は第5ゲームを奪い返す。第6ゲームも北野組が先にゲームポイントを握るも、幡谷組は動じることなく、3オールに戻して反撃を断ち切り、⑤-3(G④-2)。幡谷/竹谷が、ゲーム展開の上手さで日本一を手にした。

第1シード、奥田/藤原(就実)が耐えて勝つ

【女子個人戦】
準決勝に進出した4組中3組が中国大会1~3位という結果となった女子。激戦区・中国地区をあらためて示すとともに、その3組がすべて並行陣でもあった。スピードやパワーで圧倒するというよりも、ラリーの中でカット、スライスストロークなど駆使し、技で勝負するテニスが上位を独占した形となった。

決勝のカードは、第1シードの奥田妃奈/藤原麻央(就実)vs武市明香里/濱島怜奈(修大附鈴峯)。中国大会1、2位が再び全国の舞台でも顔を合わす。前回、G0-④で敗れた武市/濱島は「リベンジを期して」(武市)、試合序盤からシュートとスライスストロークをメリハリよく使い分け、留めに鋭角に落として2ゲーム先行。しかし、奥田/藤原は、流れを断ち切るため、前半までの配球の逆にし、短い打球も必死で拾い、相手の有効打封じに。G1-3にされながらも、じりじりと挽回してくる奥田組に対し、武市組は焦りも生じ、ファイナル⑦-5で奥田/藤原が苦しい試合をものにした。

男子個人戦
優勝:幡谷康平/竹谷航洋(杉戸)
2位:北野敦貴/星虎太朗(西郷第一)
3位:大村圭志朗/田中翔大(上宮)、矢野颯人/濵田祐(西和)

女子個人戦
優勝:奥田妃奈/藤原麻央(就実)
2位:武市明香里/濱島怜奈(修大附鈴峯)
3位:徳永栞波/井上爽蘭(山陽女子)、辻ひまり/石川奈美(明祥)

 

 

男子2位・北野敦貴/星虎太朗(西郷第一)
連戦の中、リードされてもじりじりと挽回していく強さを見せた。「北野の配球もよかったです」と小豆畑隆則監督。西郷第一らしい、巧みなテニスを披露し、決勝進出を果たした

女子優勝・奥田妃奈/藤原麻央(就実)
「私たちの武器は粘り」と藤原。「『2人で1本』を意識して、苦しいときもお互いに声掛けをしながら乗り切りました」と奥田。小柄なふたりは、苦しい中でも耐え抜き、頂点に立った

女子2位・武市明香里/濱島怜奈(修大附鈴峯)
「決勝はリードして、逆に少し焦った」と武市。中国大会で敗れた相手に、今回はファイナルまで苦しめた。剛柔メリハリあるストローク力で決勝まで勝ち進んだ

全中男子団体結果
全中女子団体結果
全中男子個人結果
全中女子個人結果

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取材・文◎八木陽子 写真◎牛島寿人
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