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【夏のスター候補④】スケールの大きい絶対エース、山陽女子の長谷川憂華

 男子は東北、女子は三重の優勝で幕を閉じた高校選抜。春の全国大会でキラリと輝きを放った選手たちを紹介していく。彼、彼女たちの、次の全国の舞台は、7月30日~8月6日に三重県鈴鹿市で開催されるインターハイ。夏のスター候補たちはどんな進化を見せてくれるのか。

同じフォームから球を打ち分ける

長谷川憂華(山陽女子高新2年)
山陽女子中→山陽女子高
右/後衛

 長谷川/立花で2016年の全中個人を制し(団体もV)、翌2017年のインターハイでは個人戦16強入り(団体8強)。高校選抜では、立花さくらのケガで川原凪とのペアでの出場ながら、山陽女子のエースとして全勝と真価を存分に発揮した。

 細身ながらスケールの大きさを感じさせる選手で、同じフォームからさまざまなコースにさまざまなボールを打ち分けられるのが大きな武器だ。

選抜戦績(3位)

2回戦vs羽黒
長谷川/川原 ④-1 三浦/福島
3回戦vs相洋
長谷川/川原 ④-2 川嶋/伊東
準々決勝vs福知山成美
長谷川/川原 ④-2 遠藤/前
準決勝vs三重
長谷川/川原 ―― 田川/浪岡

 

取材・文◎直江光信 写真◎宮原和也

 

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