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国別対抗は予選全勝、男女ともにメダル確定。初代表、初試合の2人も躍動

ペアの長江主将は「(丸中は)調整を上手くしているなと感じていました。リラックスしていましたから」と話す

 アジア大会のソフトテニス競技は8月31日、パレンバンのJSCテニスコートで大会4日目に入り、国別対抗の予選が行われた。男女ともに白星を重ね、全勝で予選通過して、最終日の準決勝進出が決定。その時点で、銅メダル以上が確定している。

 この日を待った2人がいる。丸中大明と半谷美咲だ。国別対抗まで出番がなかったが、初日から持ち味を発揮した。

「他の試合を見て、雰囲気を感じ取るなど貴重な時間でした。さすがに昨晩はアドレナリンが出ました(笑)」と丸中。半谷はこうだ。「うずうずはしていました。高橋(乃綾)がいい試合をしてくれたので、よけいに早くやりたいと」

 この2人は普段と同じペアで国別対抗に臨んでいる。明日に向けても話してくれた。

「ダブル前衛だけでは勝てないので、ストロークも磨いてきました。緊張しても、しっかりやるだけ」(丸中)

「今日の最初は足が動かなかったですが、1日経験したので、明日は普段やっていることをやりきりたい」(半谷)

 なお、最終日の決勝トーナメントは男子が中華台北とフィリピンの勝者、女子も中華台北とタイの勝者と対戦する。ともに勝てば決勝戦で韓国との対戦が有力視される。

「(高橋との)コミュニケーションはとれている」と半谷

●国別対抗予選結果

男子

日本③-0インドネシア

日本③-0カンボジア

日本③-0インド

女子

日本③-0インドネシア

日本③-0パキスタン

「韓国に勝つためにやってきたことを出したい」と尾上胡桃

文◎福田達 写真◎小山真司

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