ソフトテニスマガジン・ポータル

【インハイ予選決勝リポート】岡山・女子は選抜Vの就実が山陽女子倒し4年ぶりのインハイへ

ベンチ、応援席と一体となった戦いぶりでライバル対決を制した就実。インハイでも注目の存在となる

 全国的に注目される岡山県の女子団体戦決勝は、今年も熱かった。春の全国選抜大会を制した就実と、全中団体3連覇を果たしたメンバーがそろう山陽女子の火花散る激突は、拮抗した3番勝負の末に就実が②-1で勝利し、4年ぶりのインハイ出場を決めた。

選抜王者就実、堂々とプレッシャーはねのける。

 

◎女子団体決勝

就実 ②-1 山陽女子

岡山・女子団体優勝の就実

 いずれも圧倒的な強さで勝ち上がった両雄が対峙した決勝は、まず1番で就実の2年生ペア・奥田妃奈/藤原麻央が山陽女子の徳永栞波/井上爽蘭にG④-2で先勝。しかし2番は山陽女子の長谷川憂華/立花さくらが石井美々花/吉本珠李との大将対決にG④-2で勝利し、イーブンに戻す。

 ダブル後衛対決となった3番は、1ポイントごとに息詰まる長いラリーが繰り広げられる緊迫した展開の中、就実の太田理来/岡田真凜が要所で加点し、山陽女子の井上望愛/松下日和をじりじりと引き離す。内容的には互角に近かったが、最後までプレッシャーをかけ続けた就実ペアが0で押し切り、歓喜の瞬間を迎えた。

 極限の重圧の中でお互い硬さも見られたが、最終的には勝負所での精神力で就実が上回った。篠埜未住帆監督は「ウチも緊張していましたが、それ以上に相手のほうが意識してくれた」と語り、「選抜で勝ってから気持ちの部分が変わり、一人ひとりが練習から厳しく追求するようになった」と春の経験の大きさを口にした。一方、山陽女子の後藤明弘監督は惜しまれる敗戦を振り返り、「すべての面で準備が足りなかった」と悔しさをにじませた。

 

◎女子団体

①就実

②山陽女子

③倉敷中央

③岡山南

岡山・女子団体2位の山陽女子

岡山・女子団体3位の倉敷中央

岡山・女子団体3位の岡山南

 

★この試合は、『ソフトテニス・マガジン8月号』でも掲載されます(2019年6月27日発売)。

取材・文◎直江光信 写真◎早浪章弘

 

ソフトテニスマガジン・ポータルTOPへ
モバイルバージョンを終了