2019年、スリクソンラケットはダンロップを冠に新展開を開始した。まず先陣を切るのが、『GALAXEED（ギャラクシード）』シリーズだ。上級者モデル2機種、中級者モデル2機種を用意して、8月から発売する。
現代の高速化するプレーに対応するために、コンセプトは「しなる！喰いつく！振り抜ける‼」。中上級者の要望と期待に応えるために、ダンロップらしく、硬式ラケットで培ったキーテクノロジーの数々を応用。まさに、勝利に貢献するコントロール系モデル４機種が誕生する。そのラインナップを紹介しよう。
まず上級者におすすめなのが、プレーの高速化に対応し、より安定した飛びとコントロールを実現してくれるギャラクシード100シリーズ。前衛用の100V、後衛用の100Sがある。
従来モデルであるSRIXON X 100S/100Vの後継機種として、しなりと安定性に優れ、実績のあるボックス形状フレームを継承しているが、素材自体は材料から見直し、フレーム剛性を約８％のソフト化に成功。これにより「しなり」「喰いつき」に加え、「振り抜き」も向上した。
しかも、左右2か所のフレーム内部に採用されている「ソニックコア」に、独BASF社製の高反発ウレタン素材「Infinergy®（インフィナジー）」を採用することで、十分な飛びとしっかりとした喰いつきを実現。また、トップ部の「ソニックコア」には制振ゴムを採用して、振動減衰性が約10％向上し、柔らかな打球感と面安定性を実現した。
すでに試打しているダンロップソフトテニスチームにも好評で、前衛モデルの100Vを森松百花選手は「ボレーとかスマッシュの威力が増したみたいです」と印象を話す。清水麻美選手も「よく飛んで、打球に重みがある感じ」、岡村葵選手は「振り抜きが良くてとても気にいっています」とラケットの長所をつかんだ様子だ。チームキャプテンの大槻麗選手は、「みんな気に入っているようです。私もこのラケットで今季を戦い抜きます」と決意。
一方、後衛モデルの100Sは大羅夢真、森合弥代選手が使用しているが、「特長は……しなる！ 喰いつく！ 振り抜ける!!」（大羅）、「確かに、しなるし、喰いつくし、振り抜けますよね‼」（森合）と新性能を喜ぶ。
中級者用として、より鋭い振り抜きを可能にし、優れた飛びとコントロールを両立しているのがギャラクシード300シリーズ。前衛用の300V、後衛用の300Sがある。
しなりと振り抜きに優れた新ボックス形状フレームを採用して、反発性を実現。そして、中級者の飛びをサポートするために変更されたのがストリングパターンPOWERGRID STRINGTECH（パワーグリッド ストリングテック）。先端部のマス目を16％、中央部は２％拡大した新しいストリングパターンにより、先端方向への反発性が向上し、スイートエリアも拡大した。中級者に適した性能を設計面から追求しているのがうれしい。
試打した濱谷杏奈選手によれば「この新しいラケットは軽くて使いやすくて、とても気に入っています」。また大槻麗選手からは、「中高生の部活などに、ぜひお薦めしたい1本です」と印象を話してくれた。
◆GALAXEED動画サイト
ダンロップソフトテニスチームが試打している様子をご覧ください。
http://www.dunloptennis.jp/strsp/
◆試打ラケットレンタルサービス
試打ラケット貸し出しします。ご希望の方はこちらへ。
https://sports.dunlop.co.jp/softtennis/
GALAXEED 100S ストローク主体
カラー：ブラック×レッド、フェース：85平方インチ、長さ：690㎜、平均バランスポイント：290㎜、重さ・グリップサイズ：USL=0・1、SL=1、メーカー希望小売価格：22000円＋税
GALAXEED 100V ネットプレー主体
カラー：ブラック×レッド、フェース：90平方インチ、長さ：690㎜、平均バランスポイント：275㎜、重さ・グリップサイズ：USL=1・2、SL=2、メーカー希望小売価格：22000円＋税
GALAXEED 300S ストローク主体
カラー：ブラック×ブルー、フェース：90平方インチ、長さ：700㎜、平均バランスポイント：290㎜、重さ・グリップサイズ：UXL=0・1、USL=0・1、メーカー希望小売価格：19000円＋税
GALAXEED 300V ネットプレー主体
カラー：ブラック×ブルー、フェース：90平方インチ、長さ：690㎜、平均バランスポイント：275㎜、重さ・グリップサイズ： UXL=0・1、USL=1・2、メーカー希望小売価格：19000円＋税