ソフトテニスマガジン・ポータル

【全日本選手権・男子】波乱の2日目を勝ち抜いたのは?

東京ガス・安藤優作と東邦ガス・安藤圭佑の兄弟ペア。弟・優作(左)は早稲田大4年の昨年は内田理久とペアで8強

 岩手県北上市で行われている『全日本選手権』は10月19日(土)、雨での中断を挟みながら進行し、男女とも16強までを決めて終了した。

【男子16強】10月20日(日)の対戦カード(数字はトーナメント表の番号)

1 船水颯人/上松俊貴(ヨネックス/早稲田大学)ー神川浩大/柳田賢太郎(南国殖産/四日市大) 23
32 森田祐哉/工藤浩輔(KEI SPORTS) ー 村上雄人/林 大喜(NTT西日本) 47
58  上岡俊介/三輪惇平(同志社大) ー 山本大陸/池口季将(高田商業高)64
71 内本隆文/内田理久(早稲田大) ー 長尾景陽/松本倫旺(早稲田大)93
98 藤田真司/山口晃輝(ベスト) ー 鹿島鉄平/井口雄介(都城市役所/スマッシュイグチクラブ) 111
126 齋藤翔一/安積宗芳(日本信号) ー 林田和樹/柴田章平(ヨネックス)139
150 荒尾大輔/越智大輔(宇部興産) ー 桂拓也/髙月拓磨(ヨネックス)162
174 安藤優作/安藤圭祐(東京ガス/東邦ガス) ー 増田健人/九島一馬(和歌山県庁/ミズノ)

 日本代表ペアに試練

 事前の天気予報通り、雨が朝から降り続いた大会2日目。開始時間を1時間遅らせ10時としたものの、酷い雨に11時にもならないうちに13時までの中断が決定。終了までいった試合もあったものの、途中中断となった対戦も多かった。

 13時に試合が再開されたが雨は変わらず降り続いていた。G2ー3からの再開となった日本代表ペアの丸中大明/長江光一(NTT西日本)は、G3ー3に追いつくも、最後は対する藤田/山口がG⑤-3で優勝候補の一角を崩した。藤田/山口は次の対戦も勝利し、3日目に残った。

 昨年の全日本選手権準優勝であり、同じく日本代表組の中本圭哉/鈴木琢巳(福井県庁)も、増田/九島に破れ32強で姿を消しているが、わずか1週間後には世界選手権という大舞台が控えている。日本代表選手は大きな戦いが続き調整が大変ななかだが、世界の舞台で活躍を見せてほしい。

増田(左)/九島が中本/鈴木を0で抑え16強入り

 高校生は高田商業の主軸・山本/池口が16強入り。大学生は内本/内田、長尾/松本、上松の早稲田大2ペアと1人、同志社大・上岡/三輪、四日市大・柳田が3日目残りを決めた。

 厳しい天候のなか勝ち抜いた選手たち。最終日は、どんな戦いを見せてくれるか。

第1シード・連覇を狙う船水/上松。3日目は神川/柳田との対戦から始まる

2年前に水澤/村上で天皇賜杯に輝いた村上(上)。昨年8強入りした林大喜(下)とのペアで再び頂点を目指す

2ペアが最終日に残ったヨネックス。写真は林田(左)/柴田

大会結果は日本連盟HP

取材・文◉深作友子 写真◉矢野寿明
ソフトテニスマガジン・ポータルTOPへ
モバイルバージョンを終了