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【全日本U-20男子合宿】2026年日本開催のアジア大会がターゲット!キラキラしている選手が、ギラギラに変わる時に期待。

2022年度の選手とスタッフ(1名欠席)

 日本代表候補選考会の全日程が終了。23日から全日本U-20男子合宿が始まった。2022年度は例年よりも少ない14名が選出されているが、大きな目標は4年後の日本開催(愛知県名古屋市)のアジア競技大会。4年後にどれだけ輝けるかがテーマになる。

「2026年の名古屋で年齢的にも、肉体的にもピークになる選手たちです。これまで大会がないことなどでナショナルとはレベル差があるのが現実ですが、戦う姿勢だけを見れば、意欲に満ちたメンバーだと思います。技術的には昨年のメンバーの方が高いかもしれませんが、これから成長していく選手たちが多く楽しみです。代表と合同合宿もする予定で、彼らの取り組みを肌で感じてほしいですね」と堀晃大監督。

 特に大学生たちは大会がほとんどなく、時間の使い方が難しかったはずだが、堀監督は「コロナ禍でもひたむきに取り組んできた選手を選びました。まだ粗削りですが、伸びてくるだろうなと予想しています」

 この合宿までに、オンラインミーティングを行い、日本、韓国、台湾のストロングポイントやウィークポイントなどを伝え、個々の練習から取り組む課題を伝えている。
「補欠軍団ではなく、ナショナルの予備軍だという意識を持ってほしい。そのためにすべきことをそれぞれが取り組んできたのは分かりますし、具体的にも日本代表になりたいとか2026年を目指したいという言葉が出ているので、過去にはあまりなかったことです。そういう意識の高まりを感じます。我々も、そこで中心になってほしいし、させないといけません。キラキラしているのが、ギラギラできるか。ナショナルを倒す目つきになっていくのを楽しみにしています」

 選考会では完敗に終わっても、米川結翔/池口季将、矢野颯人/端山羅行などは、やってやろうという気持ちが垣間見えたという。6月にはアジア競技大会出場メンバーとの合同合宿も予定されている。

端山にアドバイスする堀監督

日本体育大でも中心として期待される髙城直弥

 

取材◎福田達 写真◎井出秀人
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