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【全日本高校選抜】前回優勝の尽誠学園、準優勝の高田商業らシード勢は順当勝ち。地元の岡崎城西も快勝で2日目へ

コートを広く使ったテニスで安定したプレーを見せた、木更津総合の笹井/山中

 毎年恒例、3月末の高校選抜が男女2日ずつ、4日間にわたって日本ガイシスポーツプラザで開催される。前半の男子は、初日の27日は2回戦まで、ベスト16決めまでが行われた。

 選抜初日、シード勢は第1シードの尽誠学園(香川)、第2シードの高田商業(奈良)、第3シードの東北(宮城)、第4シードの上宮(大阪)は順当に勝ち上がったが、全体的に圧倒的な勝ち方をするチームは少なく、スコアに関係なく、どの対戦でも競り合いが見られた。2回戦では、浜田(島根)vsとわの森三愛(北海道)、都城商業(宮崎)vs中京(岐阜)の2対戦が三番勝負をファイナルまでもつれ込む接戦を演じるなどし、浜田と都城商業が2日目残りを決めた。

 また昨年8強のメンバーが残る岡山理大附(岡山)は2回戦で、22年国体4強入りしたメンバー・笹井/山中を軸にした木更津総合(千葉)に1-②で、無念の敗退。木更津総合はベースラインプレーヤーが伸びのある打球を繰り出し、ネットプレーヤー陣は反応よく動き、ポイントに絡んだ。

 地元・愛知の岡崎城西は初戦2回戦でつるぎ(徳島)に対し、3試合すべてG④―1で快勝し、安定感を見せた。明日の3回戦(8本決め)では上宮との対戦となる。

第1シード・尽誠学園、初戦2回戦で切り込み隊長を務めたのは坂口/宮田

オール愛知で臨む、地元岡崎城西。写真は板倉/香山

取材・文◎八木陽子 写真◎矢野寿明
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