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【インターハイ2023】視界良好!  浅見/初鹿(東北)、清水/木内(上宮)、坂口/野中(尽誠学園)らのシード勢は快調に2日目へ

たたみこんで攻めた第4シードの坂口/野本

 2023年の北海道インターハイは男子個人からスタートした。小雨が降る中始まった1日目、途中雨が止んだものの、夕方にまた霧雨が降るという天候の中、3回戦のベスト64決めまでが行われた。

 昨年、インハイ個人準優勝の第1シード・浅見竣一朗/初鹿暁哉(東北)、同大会8強の第2シード・清水駿/木内陸人(上宮)、第3シード・根岸澪紋/中尾彦斗(東北)、第4シード・坂口生磨/野本凌生(尽誠学園)らのシード勢は、技術力を見せつけて順調な勝ち上がりを見せ、2日目へ。一方、外シードの島尾一吹/安達宣(高田商業)、板倉豪/藤本貫太(岡崎城西)らは初日で姿を消した。
 
 この日の終盤、霧雨が降る中行われた3回戦、1カ月前のハイスクールジャパンカップで優勝したダブルフォワードの白井大希/草地凌冴(鹿児島商業)は、笛吹の3年・1年ペアの依田翔/藤原奏と対戦し、G0-3とリードを奪われる展開に。第4ゲームでマッチも握られる絶体絶命のピンチから⑥―4奪い返し、G1-3にする。その後もたびたびマッチを握られながらも、第5ゲームを⑭―12、第6ゲームを④―1でハイジャパ王者の意地を見せ、大接戦を演じる。ファイナルも1-5とされながら、3-5、5-6と土壇場での踏ん張りを最後まで見せたが、最後は草地のレシーブを藤原がポーチボレーをし、依田/藤原が大金星を挙げた。
 
 無念が残る白井/草地だが、ハイジャパチャンプの重圧を背負いながらも苦境から何度も巻き返す意地を見せた。一方で、依田/藤原は団体戦への出場が叶わず、個人戦で悔しい思いをぶつけた。
「ダブルフォワードの足元やボディを攻めていこうという監督の指示どおりできました」と依田。藤原は「自分より技術が上の人はたくさんいるけれど、冷静にポイントでの動きができました」と振り返った。

 勝者と敗者、明暗は分かれたが、それぞれに懸命に戦った――明日、新たな個人チャンピオンが決まる。果たして、どのような好勝負が見られるだろうか、大いに期待したい!

厳しいコースへボールを突き刺していった第2シードの清水/木内

初戦からギアを入れていた第1シードの浅見/初鹿

「2日目に残れるとは思っていませんでした」と笛吹の依田

白井/草地戦の終盤、要所でポーチボレーを決めた笛吹の藤原

取材◎八木陽子 写真◎井出秀人、川口洋邦
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