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【インカレ大学対抗(女子)】日本体育大、7大会ぶりに王座奪還! 中断はさむ激闘を制す

7大会ぶりに頂点に立った日本体育大

 2023年、インカレは石川で開幕。9月2、3日に大学対抗が行われ、女子トーナメントには62大学がエントリー。明日4日から5日には選手権、6日にシングルスが開催される。

 初日は8本決めまで行われ、明治大、中京大、神戸松蔭女子学院大、関西大、國學院大、立教大、福岡大、日本体育大が2日目に勝ち進んだ。準決勝では、日本体育大が春季の関東学生リーグを初制覇し、続く大学王座でも初優勝を果たした國學院大に対し、細田美帆/浪岡菜々美が3ペアを回し、昨年に続き、決勝進出を決めた。もうひとつの準決勝は、昨年の女王・明治大を、神戸松蔭女子学院大は二次戦の末に振りきり、日本体育大との決勝へ挑んだ。

 決勝は第1試合を日本体育大が先勝。続く第2試合の第4ゲームの途中に、突然ナイターが消えてしまうというアクシデントに見舞われる。その後、1時間超の中断の末、屋内コートに移動して再開された試合は、準決勝の立役者・細田/浪岡が快勝し、日本体育大が2勝目をゲット。勢いに乗った日本体育大は、第3試合でも桐山茉衣子/村上亜優が神戸松蔭女子学院大の長谷川憂華/高松沙也花をG④―0で破って、日本体育大が7大会ぶりの大学日本一の座を奪還した。

「昨年もいいチームだったのですが、準優勝で悔しい思いをしました。何が足りないのか、チーム全体で取り組みました」と日本体育大・浪岡キャプテン。苦しい試合をチーム一丸となって乗り越え、昨年の雪辱を果たした。

取材・文◎八木陽子 写真◎井出秀人
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