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【鹿児島国体プレビュー】上岡俊介プロが国体少年練習に合流! 『国体はこれからの鹿児島のソフトテニスを作る、発展させる機会に』

上岡プロ、九島選手(ミズノ)が訪れた鹿児島国体少年チームの講習会

 鹿児島国体まで1カ月をきり、少年男子で多くの選手を選出している鹿児島商業高に、上岡俊介プロとミズノから九島一馬選手が来校し、少年男子の部に向けての講習会やゲームが行われた。

 少年男子の白坂哲也監督は「インターハイ後、いろいろな学校に遠征に行かせていただき、雰囲気などを経験をさせていただきました。そこで自分たちの強みだったり、伸ばせる部分をそれぞれが見つけてきました。これから先はその部分をどうクリアしていくか。またもう一度技術やこの競技を好きな気持ちなど初心に戻り、残りの期間でそういうことを考えてほしい。また、身体の部分ではケガをしたり、コロナなどの病気にも気をつけて、心と身体、そして技術を”整える”そういう一カ月にしていきたいと思います。国体が終わるとすぐ春の全日本高校選抜に向けた戦いが始まります。国体で終わるのではなく、国体はこれからの鹿児島のソフトテニスを作る、発展させる機会だと思いますので、国体を感じた新チームがその後どう体現するのか、それらをつなげる大会にしてほしいですね」と話した。

 また、少年男子キャプテン白井大希は「上岡さんとシングルスを2回させていただき、1試合目はなんとか勝てましたが、2試合目では自分が得意だったことをできなくされたり、自分の弱点を突いてこれられたりして、なかなかうまくいきませんでした。試合をするうえでの相手のことを見る気持ちはとても勉強になりました。国体はチームとして優勝を狙えるメンバーがそろっています。緊張もするとは思いますが、鹿児島県少年男子チームらしくどんな場面でも怖がらずに最後まで笑顔でプレーし、どのチームよりも声を出して試合をしたい。夏の遠征や大会では負けている場面ではどうしても応援が小さくなってしまったりしていましたが、本番ではチーム以外でも鹿児島でソフトテニスをする人たちが見に来ていただき、応援があると思います。そこはとても心強いので、しっかりとプレーをする準備をしていきたい」と目標を話した。

 今回鹿児島に来夏して講習会を実施した上岡プロは「実績がある選手も多く、レベルも高いです。このままの調子でいけば優勝するかと思います。個人的には、来年の佐賀スポーツ大会に向けてシードをもらえるように結果を出していきたい」と鹿児島県チームの印象と自身の所属する佐賀県選手団としても目標を話した。

 残り1カ月を切った鹿児島国体。夏インターハイ以降より一層たくましくなった選手たちに期待をしたい。

上岡プロからアドバイスを受けるチーム唯一の2年生、菖蒲谷宙

ミズノの九島選手から貴重なアドバイスを受ける選手たち

上岡俊介プロの人気は鹿児島でも大きい

ハイジャパを制したように、地元国体での活躍が期待できる白井大希

文&写真◎後藤優太
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