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【全日本高校選抜・初日】初の選抜大会で多くのことを吸収。「全国で1回勝ちたい」気持ちになった!

2番に登場した菅原主将

 大会初日は30試合が組まれた。札幌大谷は選抜大会初出場だが、インターハイは半世紀以上前に4回出場している時代がある。この古豪復活の理由の一つに挙げられるのは中高一貫校。今年の都道府県全中に中学部の選手たちが選ばれているので、これからが楽しみだ。そして、今回、1回戦で敗れたが、全国の舞台を経験したことをこれからに生かしていきたい。初戦敗退に終わったが、菅原萌音主将に聞いた。

――チーム6人なのは大変でしたか。
菅原 6人と少ないのですが、団体戦は心ひとつにするのが大切です。みんな、一人ひとり個性がすごいので、まとめて戦うのは大変でしたが、この6人で戦えていい経験になりました。少ない人数だからこそ団結できると思うし、指導者をはじめ関わってくれた人たちのためにという気持ちでやってきました。
――戦い終えて今思うことは。
菅原 全国で1回勝ちたいので、まずはインターハイに出場したいです。
――開会式直後の第一試合でしたが、緊張しましたか。
菅原 思ったより緊張せず、今の自分の力を出せました。試合では全国のレベルの高さを実感できました。(高田商業は)ボールの質、基礎のレベルが違うと感じたので、それを目指して頑張りたいと思います。
――3番はファイナルにもつれました。
菅原 初戦で力を出せないのは悔しかったですが、最後は普段通りの自分たちで戦えたと思います。自分のプレーを出して、少しでも長くチームでテニスをできるようにという気持ちで戦えました。
――インターハイ予選に向けて。
菅原 この経験を生かして、皆で力を一つにして勝ち上がることができればと思っています。

4月から新入部員も迎え、新たな出発になる

文◎福田達 写真◎矢野寿明
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