
【ミックスダブルス】丸山海斗/天間麗奈(one team/東北高)が初優勝! 天間麗は自力での日本代表入りを決める。内本隆文/𠮷田澪奈(NTT西日本/ヨネックス)はわずかに及ばず
第6回全日本ミックスダブルス選手権大会◎6月14、15日/広島県・広島翔洋テニスコート、海田総合公園テニスコート、福山市竹ケ端運動公園テニスコート
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6月14、15日、広島県の翔洋テニスコートにて、第6回全日本ミックスダブルス選手権が開催された。初日は大雨の予報もありトーナメント戦に変更されたが、13時には中止が決まり、15日の午前8時半から再開された。天候は回復して熱戦が繰り広げられたが、最後は丸山海斗/天間麗奈(one team/東北高)がペアとしての強さを見せて優勝した。
前日の雨の影響で、午前中はコートが滑り、選手の下半身を苦しめた。初日に試合がなかったシード勢は6試合を勝たないと頂点にはたどり着けない。
丸山/天間は準決勝では坂本朱羽/中尾彦斗(どんぐり北広島/中央大)と対戦。坂本/中尾はともに東北高出身の同級生で、思いきりの良い2人のプレーが噛み合い4強まで進出したが、丸山/天間は落ち着いて戦い、G④-0で勝利した。
もう一方の準決勝は内本隆文/𠮷田澪奈(NTT西日本/ヨネックス)対上岡俊介/久保晴華(Up Rise/ナガセケンコー)の戦いに。内本と上岡の両後衛のラリーが試合の大半を占めるスリリングな展開となったが、内本ペアが終盤に抜け出して決勝進出を決めた。
決勝戦は高校生の天間の存在感が際立った。内本とのラリーでもひるむことなく、打ち返す。時折前に落とすボールの精度も高く、3ゲームを連取して主導権を握った。
「ミスもありながらも淡々と打ち続けていけるのはすごいこと。3本、4本と男子後衛と打ち合ってくれるので、絡めるタイミングも生まれる」と丸山。
天間は高校の練習で男子後衛とラリーをして、一番入る打ち方や打ちやすい打点を見つけることができたという。そして、今年も日本代表入りの権利を自力でつかむなど、大きな存在となってきている。昨年の飛躍のきっかけとなった日本代表で、どのようなパフォーマンスを披露してくれるか。楽しみの方が大きい。

好リードで勝利をつかんだ丸山

あらためて展開力の大切さを教えてくれた内本

𠮷田から強気なプレーが多く見られるようになれば、調子が上がっている証拠