2025年6月21日、東京・グランドプリンスホテル高輪で公益財団法人 日本ソフトテニス連盟の創立100周年記念式典・祝賀会が行われた。
日本発祥のソフトテニス。始まりは140年前にさかのぼり、日本ソフトテニス連盟は今年で100周年を迎えた。
来賓や全国連盟関係者など200名以上が参集。岡山県連盟会長であり、現・財務大臣の加藤勝信氏は多忙の中、駆け付け、加盟団体を代表して挨拶。また、スポーツ庁からは室伏広治長官の代理として、橋場健審議官、公益財団法人スポーツ協会からは森岡裕策専務理事、公益財団法人日本オリンピック委員会からは2004年アテネ五輪、2008年北京五輪で柔道女子63キロ級金メダルの谷本歩実理事、公益財団法人愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会の中森康弘副事務局長らが祝辞を述べた。
さらに、国外からは国際連盟及び大韓協会のチョン・インソン会長、中華民国協会のチュ・ウェンチン会長らも駆けつけた。
表彰や「ソフトテニス創始140年・連盟創立100年のあゆみ」と題したムービーが流されたほか、100周年記念事業の紹介なども行われ、Mission Vision Value(MVV)の発表とともに“記念シンボルマーク”も紹介。今年12月まで連盟の製作物にはこのシンボルマークが入るという。
現在、国内登録者数34万人。日本連盟の安道光二会長はここまで発展に力添えをしてくれた多くの人々への感謝を伝えるとともに、「本日をリスタート」とし、同連盟は新たに力強く一歩を踏み出していくと述べた。
来年、2026年には愛知・名古屋アジア競技大会が開催。同大会での正式競技にも決定したソフトテニス。日本連盟は、今後も愛好者ファーストのもと、課題に向き合い、国内はもとより世界での発展を目指し、精力的な活動をしていきたいとしている。
※7月末売りのソフトテニス・マガジン9月号では、『創立100周年記念式典・祝賀会』の詳しいレポートをお届けする。
岡山県連盟の会長も務める加藤財務大臣
左からスポーツ庁の橋場審議官、日本スポーツ協会の森岡専務理事、JOCの谷本理事
愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会の中森副事務局長は2026年の同大会のアピールも
日本連盟の創立100周年を祝し、海外の関係者の皆さんも駆けつけてくれた
創立100周年記念のシンボルマーク