
【インハイ東京(女子)予選】文大杉並が14大会連続39回目の優勝! 主将・部長の二人三脚で、チームは上昇中
【インハイ予選2025】東京・女子◎6月8日(団体)/東京都三鷹市・野川公園テニスコート

2025年度のインターハイは中国地方を舞台に、ソフトテニス競技は山口県宇部市で戦いが行われる。男子は7月24~27日、女子は28日~31日に予定されている。すでにその予選が各地で始まっている。
東京都の予選は6月8日に男女団体戦が行われた。女子は文大杉並が14大会連続優勝を決めた。関東新人初戦で星野(埼玉)に敗れて、選抜出場を逃している。そこから、普段とは違う過程を経て、復活に向けて取り組んできた。
「負けてからインターハイに賭けるんだと切り替えられました。リセットできました。どうしたら勝てるか本気で向き合い始めて、勝つためにはこうやらないと、というのが少しずつ見え出したのは大きかったです」と武元監督。
今年のチームは吉良璃音主将、仙澤叶夢部長の2人がリーダーとして牽引してきた。吉良はコート内での姿を見れば一目瞭然、「いくぞ」と体現できる人だ。仙澤はこれまでチームリーダーの経験はないが、チームとしてという視点で物事に向き合い、「一つひとつを見られるようにしてきました」と話す。
大会前、関東大会が開催されて、決勝戦で星野にリベンジを果たし、チームが上昇軌道に乗っていることを確認できたのは大きく、さらに全国で戦うための取り組みは始まっている。山口県宇部市で輝くためにも。

栁川凜(文大杉並)

吉良璃音(文大杉並)

佐久間結愛(文大杉並)

富永紗妃(文大杉並)

後藤千尋/泉屋咲穂(文大杉並)
敗れた国本女子は、思いきり自分たちのテニスをぶつけた印象が強い。丸山主将はこう振り返った。
「負けましたが、3年生の集大成で、やりきれたと思います。日頃の練習からインターハイ予選で1位を取ると意識を置いてきたので、試合で緊張は感じることはなかったです」
以前、10年連続準優勝という時期もあり、今年も大きな壁を越えられなかったが、丸山結斐主将は思いを体現できたという。
「文大さんは技術も上ですが、まずは今までやってきたことを出しきることが大事だと分かりましたし、それは試合で後輩たちに伝えることができました」
全国出場の切符は取れなかったが、3年間の部活から得たものはそれ以上のことかもしれない。

団体準優勝 国本女子

安達碧(国本女子)

大木想菜(国本女子)
RESULTS
▼女子団体
優勝 文大杉並
準優勝 国本女子
第3位 清瀬
第3位 麹町学園

女子団体3位 清瀬

女子団体3位 麹町学園