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【インハイ2025】男子団体は岡崎城西が初優勝、東北との三番勝負をファイナルで制す!

優勝の瞬間

 7月25日(金)から7月31日(木)にかけて、ソフトテニスのインターハイが山口県宇部市の宇部市中央公園テニスコートで開催されている。27日は男子団体が決勝戦まで行われた。

 準々決勝以降の3面展開から手に汗握る試合が多かった。準決勝で尽誠学園(香川)を三番勝負で振りきった岡崎城西(愛知)、高田商業(奈良)を②-0とした東北(宮城)が決勝戦の舞台に進んだ。

 1番は岡崎城西の下村瑛和/鳴海志優がG④―0と勝利すると、3番は水木洸/松田拳弥(東北)がG④-0とする。ただ、2番の塚本光琉/木崎天満(岡崎城西)と白井颯/千田夏輝(東北)の試合は最後までもつれた。白井ペアがG3-2でマッチポイントを握ったが、そこでは決まらずファイナルへ。一転、塚本ペアが6-2とリードを広げたが、白井ペアも6-5する。最後の1点は塚本ペアが奪い、初優勝を決めた。

「めちゃくちゃうれしいです。2-3から最後に追いついてから、割りきってできました。最後は3年生の意地が働くかなと。学年関係なく会話をたくさんしたチームで、それも最後に生きたかなと思います」と牧監督。

 木崎主将はこう話した。
「上下関係のない仲の良いチームで、最後まで一丸で戦えました。みんなで頑張ることを大切にしてきました。あとは、いろんな人たちが応援してくれたので、皆さんに感謝したいです」

 初優勝の実感がわかないとの声もあったが、明日には分かるのだろうか。

奮闘の1年生、塚本は試合後、熱中症の症状で車いすで表彰式に参加した

男子団体準優勝の東北(宮城)

男子団体3位の髙田商業(奈良)

男子団体3位の尽誠学園(香川)

文◎福田達 写真◎井出秀人、菅原淳
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