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【福知山市(2026)インハイ記念】国スポに挑戦する大分県選抜。普段のライバルが年に一度チームになることで、『やれる』雰囲気に

 8月4日から京都府福知山市の三段池科研電機テニスコートにて、HIGH SCHOOL SOFTTENNIS TOURNAMENT(古賀杯)・CARNIVAL(福知山市長杯)が開催された。男子団体戦はインターハイを終えて、国スポでのチーム力アップを目指している山口県選抜と佐賀県選抜の対戦になった。

 男子団体には山梨県、福井県、山口県、大分県、佐賀県などが国スポチームを送り込んだ。実は昨年も決勝戦で大分県と佐賀県が対戦して、大分県選抜が優勝している。普段は全日本高校選抜やインターハイ予選ではライバルの大分高、大分商業が国スポのためにチームを結成するのだが、平原洸太郎監督によれば、思っている以上に良い雰囲気で戦えたと言う。

「普段は戦っているチームが一緒になることで、俺たちやれるぞという違う雰囲気になり、楽しい関係性を築けているのかと思います」

 毎年3月下旬に開催される都道府県対抗全中では各都道府県代表チームは3、4カ月前から練習会や遠征を行い、普段のライバル同士が一緒に過ごすことで、さまざまな発見をしたり、メンタル面でも成長していくと言われているが、それと同じ効果があると平原監督も感じると言う。

 国スポ本大会に出場するために、予選は8月下旬に始まる。今大会を優勝した佐賀県選抜と大分県選抜は予選で対戦することになっている。今回と違ってシングルスが入るので、そちらもポイントになりそうだ。

石本(大分県選抜・大分高)

文◎福田達 写真◎三野良介
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