9月16日、韓国のムンギョン・国際テニスセンターにて、第9回アジア選手権が始まった。大会5日目は国別対抗が始まり、男女ともに準々決勝までを終えた。
17カ国が参加した男子、日本の初戦はマレーシア。個人戦で出番のなかった内田理久が内本隆文とのペアで出場して快勝すると、上松俊貴はシングルスで危なげなく勝利を収めて準々決勝へ。フィリピン戦は上岡俊介/内田理久、広岡宙が2勝を挙げて勝利を決めたが、年々力をつけている印象のフィリピンは積極的なテニスで苦しめる場面も。全員が硬式テニス出身だが、4年間はソフトテニスの強化をしてきた選手たちが芽生え始めている。
フィリピン戦のシングルスに出場した広岡宙
女子は12カ国が参加。日本の初戦はニュージーランドだったが、天間麗奈/宮前希帆の皇后杯ペアが0で勝利を挙げると、シングルスの岩倉彩佳も0として、準決勝進出を決めた。
天間/宮前からは昨年の快進撃を思い出す
シングルスに出場した岩倉彩佳
文◎福田達 写真◎菅原淳