「ソフトテニス団体No.1決定戦」が29日から2日間にかけて、長崎市営庭球場で行われ、男子の部は福大クラブ、女子の部はどんぐり北広島が初代王者に輝いた。
今大会はSmashX株式会社が主催し、北海道から沖縄まで男子30チーム、女子9チームが集結した。優勝者には50万円相当の副賞が授与された。大会監修にはNTT西日本広島の前監督である堀晃大氏、アンバサダーにはぉまみ氏が就任して、大会を盛り上げた。
女子の部の決勝ではどんぐり北広島と地元長崎のSmash X Fairiesが対戦。1番手は坂本朱羽/川口みゆきが竹添すみれ/榎田桃子組にマッチポイントを握られながらもしのぎ、G④-3で勝利した。続く2番手には皇后杯王者の高橋偲/岩倉彩佳が自由自在な陣形で柴原鈴/石井胡桃をG④-1で下し、優勝を決めた。
男子の部は福大OBが中心となって結成された福大クラブが日本学連で構成された高ノ宮高校に三番勝負の末勝利。1番手の原口俊一/山下憲也が清水駿/松本隼にG2-3から挽回し勝利。2番手の鴫石祐樹(岩切皓太郎)/山口航鬼は片岡暁紀/広岡大河に敗れたが、三番勝負で梶原佳志/末吉慶如が森川亮介/永江孝二郎にG④-2で勝利した。
団体戦のNo.1を決めるという思いからスタートした今大会。1対戦で2回、2分間の休憩が取れるタイムアウト、1試合のうち1人まで試合中に選手を交代できる特別ルールが導入された。男子決勝では清水/松本組がG2-2となったところでタイムアウトを使用。直後の第5ゲームを奪うなど、特別ルールを駆使する場面も見られた。
男子決勝でも福大クラブが第2試合で後衛を鴫石から岩切に交代させた。女子でもどんぐり北広島が決勝以外で使用。岩倉は「タイムアウトや選手を交代して流れが変わる場面もあって、奥深さと面白さを感じました」と振り返った。
皇后杯チャンピオンに現役のナショナルチームメンバーなど、第1回にも関わらず豪華メンバーが集まった今大会。堀氏も「なかなか団体戦でこれほど豪華な副賞が出る大会はないので、選手のモチベーションにもつながるし、少しでも地元の長崎からソフトテニス界を盛り上げていきたい」と話す。今後は第2回の開催や賞金も計画中。ソフトテニス界に新たな風が吹きはじめた。
男子優勝 福大クラブ
男子MVPの梶原佳志(福大クラブ)
準優勝の高ノ宮高校、好メンバーが揃った
女子優勝のどんぐり北広島
女子MVPの川口みゆき(どんぐり北広島)
女子準優勝は地元長崎のSmash X Fairies
