雪の影響で多くのスポーツ大会が中止になったが、全日本インドアはAsueアリーナ大阪に、国内トップクラスの選手たちが集結して、頂点を争った。男女ともに12ペアが出場して、3ペアによる予選リーグを戦い、各組の1位ペアが決勝トーナメントを戦った。
男子はNTT西日本の矢野颯人/内田理久、内本隆文/上松俊貴、林佑太郎/長江光一に加えて、法政大の橋場柊一郎/菊山太陽が決勝トーナメントに進んだ。
決勝は林/長江に快勝した内本/上松と東京インドア、札幌国際とインドア連勝中の矢野/内田が勝ち上がった。
序盤は内本/上松が2ゲームを連取して主導権を握ったかに思われた。まだ、インドアで勝てていないだけに、気持ちの入った戦いぶりが観客を引きつける。ただ、ここからお互いが一歩も譲らないゲームが続き、矢野/内田がじわじわと追い上げて追いつくと、さらにG3-2とリードを奪う。
「内本/上松は本当の実力があり、崩すのが難しい相手でしたが、矢野と話しながら戦えました」と内田。
さらに6ゲーム目を⑨-7で奪いG4-2とすると、最後も競りながらも奪って、優勝を決めた。
「NTTに入社後、積極的にネットプレーも練習して、ダブルフォワードも固めてきて、積み上げてきた結果です」と矢野は喜んだ。
矢野は学生時代まで雁行陣が主だったが、1年で大きく変貌して、まったく躊躇が見られないプレーぶり。同じサウスポーの内田が「隣で支えている姿が素晴らしい」と長江コーチ兼任選手は話した。
内田は昨年に引き続きの優勝
準優勝の内本隆文/上松俊貴
女子優勝の原口/宮前(ワタキューセイモア)
一方女子は、原口美咲/宮前希帆(ワタキューセイモア)、高橋偲/岩倉彩佳(どんぐり北広島)、前田梨緒/中谷さくら(明治大)、天間美嘉/左近知美(日本体育大)が決勝トーナメントに進出した。
前田/中谷にファイナルで競り勝った高橋/岩倉と、天間/左近にG1-3とされてから4ゲームを奪った原口/宮前が決勝戦へ。
決勝の序盤は競って、どちらも引き離すことができない。G3-3とがっぷりから、原口がしっかりとラケットを振ると、宮前も仕掛ける二人のテニスが際立つ。終盤の大切な場面に、さらにギアを上げた原口/宮前がG⑤-3として、王者に就いた。
「皇后杯で、自分も相手にあわせて、持ち味を生かせなない試合が続いたのですが、冬場にかけてそれを克服しようと練習してきました。今日は後半もしっかり打つことができたから勝てました」と原口。
宮前も、「原口さんがしっかり打って、私が仕掛けてという自分たちのテニスを、苦しい場面でもしっかりやり通すことができました」と振り返った。
今月中旬からはナショナル合宿に参加する
準優勝の高橋/岩倉(どんぐり北広島)
