年明け恒例となった第40回ダンロップカップ全日本女子団体選抜大会が三重県の四日市ドームで開催された。実業団チームには4月入社の新人たちが参加して、まさに2026年度の出発を思わせるこの大会。初日に予選リーグ、順位トーナメント1回戦を終えると、最終日は1位トーナメントでワタキューセイモアAが優勝した。
初日、注目されたのは神戸松蔭大だった。ダンロップ、ワタキューセイモアBなど強豪チームが揃うグループで1位通過すると、トーナメント1回戦でどんぐり北広島を三番勝負で破る。準決勝ではヨネックスに敗れたが、3位で終えた。
ワタキューセイモアAは準決勝で2連覇中のナガセケンコーに原口/宮前、矢野/辻倉が勝利して、決勝進出を決めている。
決勝戦はワタキューセイモアAの好調の原口/宮前がG④-1と小林/杉本に快勝すると、2番はヨネックスの赤川/𠮷田がG④-2で矢野/辻倉を下して、勝利の行方は三番勝負へ。ワタキューセイモアAの長谷川/村上対ヨネックスの大友/白﨑はファイナル勝負にもつれて、最後は村上がスマッシュを叩きこんで⑧-6として優勝した。
今季から主将となった原口は、宮前と全日本インドアを優勝するなど好調を持続して、この日も安定感が見られた。ただ、他の2ペアは新しいペアとなっていて、順調な滑り出しに加え、もっとよくなる可能性も感じられて、2026年度に向けて好発進となった。
「昨年少し苦しんだ時期もありましたが、今はインドアから調子よく噛み合っています。チームもペアが変わりましたが、結果的にはいい部分が出たと思います」と原口。
全日本実業団、STリーグに向けた戦いはここからスタートする。新チームのペアリングも含めて、この大会と3月の平和カップで試して、決定材料にするという。個人戦とは違う魅力が詰まった戦いは、これからも選手たちを大きくしていることだろう。
優勝のワタキューセイモアA
復活を目指すヨネックスは準優勝
3連覇を目指したナガセケンコーは3位
3位の神戸松蔭大にとっては大きな経験に
