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2016.10.25

ソフマガ秘蔵写真 船水颯人の『初めて』は大会1か月前に急きょ招集も「イメージはできていた」

第8回アジア選手権カウントダウン企画◆船水颯人(早稲田大)

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緊張は間違いなくなかった。楽しかったというか、まあ勝ったので言えることかもしれないですけど。
ソフトテニス・マガジン2016年5月号

目前に迫る第8回アジア選手権大会。2016年10月、「学生のうちに1回取りたい」と語っていた天皇杯チャンピオンになったばかりの船水颯人は、国別対抗、シングルス、ダブルス(/上松俊貴)、ミックスダブルス(/佐々木聖花)の全種目に出場する。そんな船水颯人の国際大会の『初めて』は2015年の世界選手権だった。

ずっと代表で戦うイメージはできていた

名実ともに日本を代表するソフトテニスプレーヤーに成長した船水颯人だが、2014年12月に発表された「2015年世界選手権日本代表メンバー」に当時大学1年生だった颯人の名前はなかった。柴田章平の辞退により、急きょ代表に招集されたのが世界選手権の1か月前。すでにエントリーが締め切られていたため、ダブルスは増田健人とのペアで、国際大会では異例のW後衛での出場だった。「ずっと代表で戦うイメージはできていました」という颯人は、ダブルスで銅メダルを獲得する。

国別対抗決勝・中華台北戦、1番の増田/長江光一が先勝し、船水颯人はシングルスで登場。林佑沢をG④-1で制し、金メダルをつかみとった。小学生のころ「ソフトテニスで、『世界一』に、なりたいです。」と自ら綴った夢をかなえた世界選手権を振り返ったのが冒頭の言葉だ。

「国内の大会でも、最終的に日本代表で金メダルを取りたいと思ってやっていたのが、いい結果につながりました」「みなさんが応援してくれるのはありがたいですし、僕ができることは、結果を出して力を証明するだけです」

世界一になっても成長を止めない19歳の船水颯人。11月のアジア選手権で、どんな姿を見せてくれるのか。

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世界一に輝いた瞬間、コートに倒れ込んだ颯人を、チームメートが祝福する。キャプテンの長江光一(画面下中央の黄色シャツ)に抱きつかれているのが颯人

>>船水颯人のアジア選手権に向けたインタビューはこちら

写真◎川口洋邦 文◎ソフトテニス・マガジン編集部

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