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プレー&コラム
2017.04.03

マイナスをプラスに置き換える簡単トレーニング

ソフトテニスに効くメンタルトレーニング講座Vol.8 講師◎大儀見浩介

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ポジティブリフレイミング

前回、プラス思考とマイナス思考に関して、4つのタイプを紹介しました。ソフトテニスや勉強、仕事ででトップを目指す皆さんには、もちろん、プラス型であってほしいのですが、マイナス思考に陥ってしまうこともあるでしょう。そこで、ポジティブリフレイミングを紹介したいと思います。

例えば「家を出ようとしたら雨が降ってきた」とします。雨が降ると誰しもマイナス思考になりがちです。ジメジメするし、服や靴が濡れて、気持ちが晴れません。ですが、ここで考え方をポジティブに変えてみると

・マイナスイオンが出ている
・オシャレなレインコートを着てみよう
・長靴を履いているから今日は最強!

となるわけです。これがポジティブリフレイミングです。フレイミングはカメラのフレームを合わせることで、リフレイミングとはフレームを合わせ直すことを言います。起こったことをポジティブな方向にリフレイムする。つまり、ポジティブリフレイミングとは、マイナスに受け止めがちな要素をプラスの考えに変えていくトレーニングです。

他に例を挙げると、短気な人がいたとして「あの人どうしようもない」ではなく、「短気ならいろいろなことに気づけるんじゃないか」とか「自分の意見をちゃんと表現できそうだ」とリフレイムする。飽きっぽい人は「流行に敏感」とリフレイムできる。テストの点数が落ちたとき、「また怒られる、成績が下がる」ではなく、「もう落ちてるんだから、あとは上がるだけ。そのためこんな対策をしよう」と考えるようにする。これを習慣化していくのが大切です。下にポジティブリフレイミングのお題を上げましたので、みなさんもぜひチャレンジしてください。

ポジティブリフレイミング

以下のシチュエーションを想定してポジティブリフレイムしてみよう!

(1)怒られた
(2)ケガをした
(3)ミスをした

ポジティブリフレイミング(解答例)

(1)怒られた
・自分を見つめ直すチャンス
・期待されている洋子だ
・成長のきっかけにしよう
(2)ケガをした
・ニューボディが手に入るぞ
・じっくり考える時間ができた
・テニスができる喜びが分かった
(3)ミスをした
・ミスは学びのチャンス!
・克服すべき弱点を発見したぞ
・新しいやり方を試してみよう

著者Profile 大儀見浩介●おおぎみ・こうすけ
東海大一中(現・東海大学付属翔洋高等学校中等部)サッカー部時代に全国優勝を経験。東海大一高ではサッカー部主将、東海大学進学後、高妻容一研究室にて応用スポーツ心理学(メンタルトレーニング)を学び、現在はスポーツだけでなく、教育、受験対策、ビジネス、社員研修など、さまざまな分野でメンタルトレーニングを指導している。2012年、メンタルトレーニングを広く伝えるために「株式会社メンタリスタ」を立ち上げる。著書に『クリスチアーノ・ロナウドはなぜ5歩下がるのか~サッカー世界一わかりやすいメンタルトレーニング』(フロムワン)、『勝つ人のメンタル~トップアスリートに学ぶ心を鍛える法』(日経プレミアシリーズ)。年間約250本の講演活動を行っている。


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ベースボール・マガジン社