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2017.10.07

【国体】成年男子は広島が6年ぶり8回目、女子は千葉が2年ぶり3回目のV

第72回国民体育大会◎10/6~9八幡浜・大洲地区運動公園テニスコート(成年)、今治市営スポーツパークテニスコート(少年)

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成年男子Vの広島がナンバーワンポーズ。昨年は決勝で北海道に敗れて涙をのんでいた

NTT西日本メンバーの広島が雪辱

第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐ えひめ国体」のソフトテニス競技は7日、八幡浜・大洲地区運動公園テニスコートで成年男女の最終日が行なわれ、男子は広島が6年ぶり8回目、女子は千葉が2年ぶり3回目の優勝を果たした。

男子決勝は、この日の準決勝で和歌山を3番勝負の末に下した広島と、昨年優勝の北海道を②-0で退けた三重が対戦。NTT西日本のメンバーで固めた広島は、1番のダブルスで丸中大明/長江光一が、萩原聖哉/芝井幸太朗をG④-1で下すと、2番のシングルスでは船水雄太が、早稲田大1年で三重高出身の内田理久をG④-2で下して勝利。2位に終わった昨年の雪辱を果たし、全日本実業団3連覇の実力を示した。

女子決勝は、準決勝で福島に3番勝負で競り勝った千葉、昨年優勝の兵庫をやはり3番勝負で下した京都が対戦。千葉は1番のダブルスで齊藤香純/神谷絵梨奈が、河村佳奈/石井友梨をG④-2で破って先勝すると、2番の大久保京香も七尾美咲をG④-2で下して②-0。ヨネックスの神谷、黑木瑠璃華、大井樹来と、齊藤(明治大)、大久保(慶應義塾大)の混成チームが力を発揮し、見事に王座を奪還した。

広島の優勝を決めた船水雄太。ラケットが宙を舞った

成年女子Vの千葉は女子日本代表の斎藤広宣監督(左)が率いた

2017国体成年男子

優勝:広島
2位:三重
3位:北海道
4位:和歌山
5位:宮城
6位:愛知
7位:岩手
8位:群馬

男子決勝

広島 ②-0 三重
丸中/長江 ④-1 萩原/芝井
船水 雄太 ④-2 内田 理久

男子3位決定戦

北海道 ②-0 和歌山
河野/榊原 ④-3 古賀/杉尾
大塚 悠平 ④-0 増田 健人

男子準決勝

三重 ②-0 北海道
井上/川淵 ④-2 内海/庄司
内田 理久 ④-1 大塚 悠平

広島 ②-1 和歌山
丸中/長江 ④-0 中山/杉尾
船水 雄太 0-④ 増田 健人
村上/林  ④-2 古賀/塩嵜

成年男子優勝:広島

2017国体成年女子

優勝:千葉
2位:京都
3位:福島
4位:兵庫
5位:新潟
6位:富山
7位:広島
8位:福岡

女子決勝

千葉 ②-0 京都
齊藤/神谷 ④-2 河村/石井
大久保京香 ④-2 七尾 美咲

女子3位決定戦

福島 ②-0 兵庫
小谷/岡村 ④-0 若田/前田
那須 暁帆 ④-3 塚川 優女

女子準決勝

京都 ②-1 兵庫
河村/石井 ④-1 若田/泉谷
七尾 美咲 0-④ 志牟田智美
植田/松本 ④-3 塚川/前田

千葉 ②-1 福島
齊藤/神谷 2-④ 小谷/岡村
大久保京香 ④-3 那須 暁帆
大井/黑木 ④-2 大羅/大槻

成年女子優勝:千葉

取材・文◎石倉利英 写真◎川口洋邦