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2018.02.12

【アゼリア男子】高田商業との激戦制し、羽黒が初優勝

第31回高松アゼリアカップ高校選抜ソフトテニス国際大会◎2/10-11香川県・高松市総合体育館

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アゼリア初優勝の羽黒。昨年インハイVを経験した根本拓哉(左)/齋藤龍二らがメンバーに残る(※2/12 12:23トップ画像を更新しました)

「澤田/荒木の精度が高まれば、3ペアそろう」と羽黒・白幡監督は手応え

高校生たちの熱い戦いが火ぶたを切った。選抜の前哨戦とも言われるアゼリアカップが2月10日(土)、11日(日)、香川県・高松市総合体育館において開催され、選抜の地区予選会成績上位校に加え、中華台北、韓国を加えた男女各18チームが熱戦を繰り広げた。

男子の頂点に立ったのは、昨年準優勝の羽黒(山形)。昨年インターハイ優勝の中心メンバーである根本拓哉、齋藤龍二、齋藤大樹が今年も引き続き残る布陣はやはり強力だった。

三重(三重)との準々決勝、南陽工業(山口)との準決勝をともに②-0で退けて決勝に進むと、その決勝では昨年優勝の高田商業(奈良)を3番勝負で破り、アゼリア初優勝を果たした。

羽黒と高田商業との決勝は、高田商業の中別府凌/池口季将が羽黒の澤田吉広/荒木駿との1年生対決をG④-2で制し先勝したが、2番で根本拓哉/齋藤龍二(ともに2年)が高田商業・下原涼太/林湧太郎(ともに2年)とのファイナルの激戦を、終盤の勝負どころをものにして勝利。

旭笑/齋藤大樹(羽黒2年)と花岡忠寿/増田祐太(高田商業2年)の3番もファイナルにもつれる接戦となったが、旭/齋藤大がファイナル0-4から盛り返し、7ポイント連取で逆転勝利を果たした。

「澤田/荒木は未完成だが、いいものは持っていると思います。2人の精度が高まれば、3ペアそろう」と白幡監督は語り、今後の課題と同時に、確かな手応えを得たようだ。

●男子準決勝
高田商業 ②-0 岡山理大附
中別府/池口 ④―1 野田/伊藤
下原/林   ④―1 中村/井上
花岡/増田  ―――  江頭/米澤
羽黒 ②-0 南陽工業
澤田/荒木 ④-3 松田/中川
根本/齋藤龍 ④-0 塩田/安村
旭/齋藤大 ――― 藤井/藤谷
男子決勝
羽黒 ②-1 高田商業
澤田/荒木 2-④ 中別府/池口
根本/齋藤龍 ④-3 下原/林
旭/齋藤大  ④-3 花岡/増田

アゼリアカップ男子結果

優勝:羽黒(山形)
2位:高田商業(奈良)
3位:岡山理大附(岡山)、南陽工業(山口)

アゼリア初制覇の羽黒。昨年はこのアゼリアでの準優勝から始まり、選抜準優勝、インハイVを遂げた

2位:高田商業(奈良)

3位:岡山理大附(岡山)

3位:南陽工業(山口)


取材・文◎田辺由紀子 写真◎山田次郎 協力◎高松市ソフトテニス連盟