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2025.03.28

【都道府県全中】男子対抗戦は愛知県が2002年以来22大会ぶり4回目の優勝! 強かった!

第36回都道府県対抗全中◎3月27、28日/伊勢市営庭球場、三重県営サンアリーナ、三重交通Gスポーツの杜 伊勢体育館

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優勝した愛知県

 3月27日、三重県伊勢市で都道府県対抗全中が開幕した。大会2日目は男子対抗戦、女子は個人戦(ダブルス、シングルス)が行われた。そして、男子の対抗戦を制したのは愛知県、第14回大会以来通算4回目の頂点だった。

 愛知県は先手を奪い、流れをつかむ試合が多かった。5ゲームマッチだからその点が大きなアドバンテージになるケースが多い。ただ、どのチームも同じ気持ちでいるはずだが、特に愛知は試合の1本目から自分たちのすべてを出していけるチームだった。特に緊迫した戦いになった準々決勝の埼玉県戦も、序盤から一気にペースを握った。

「チームのために一人ひとりが自分から動ける選手に成長してきたことも大きいと思います。11月の選考会から、決勝戦の最後の1本まで成長するんだなと。能力以上のものを出してくれて、誇りに思います」と愛知の武田佳大監督。

 今回の選抜チームのキャプテンに立候補した田中暖人は準決勝で足を痙攣したが、決勝の高知県戦はどうしても出場したいと申し出た。昨年もメンバー入りして、敗れた悔しさを忘れなかった。そして、1年後にリベンジして、「1年間頑張ってきて、最高の日本一になりました」と話した。

準優勝の高知県は決勝戦進出自体初めてで、大きな一歩を踏み出した

文◎福田達 写真◎井出秀人