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プレー&コラム
2025.05.12

【日本代表予選会】インターハイでつかんだ出場権。先輩、後輩が久々のペア結成、1勝も国内トップを体感!

第9回アジア選手権大会 日本代表予選会◎4月26、27日/宮城県・仙台市青葉山公園庭球場

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一ノ宮にとっては早稲田大の先輩ペアだ

 インターハイ個人戦の準決勝進出ペアが日本代表予選会に出場できる。善福留生/一ノ宮大和(霞ヶ浦高/早稲田大)は昨夏のインターハイ個人準優勝を経て、出場してきた。一ノ宮は卒業して、早稲田大に進学して、競技を続けている。高校3年生になった善福は選抜大会4強入りに貢献した。内本隆文/内田理久(NTT西日本)に完敗して、予選1勝2敗で終えたが、直後に感想などを聞いた。

――最後は国内トップ選手たちでしたが、どうでしたか。
一ノ宮 サービスレシーブとかストローク、ボレーすべて精度高くて、自分たちの展開になる前に相手に攻められました。
善福 何をやっても返ってきて、攻められて。自分たちが攻めてももっといいボールが返ってくる。こういうレベルの選手と対戦するのはほぼ初めてです。フィジカル面も鍛えていかないといけないと感じました。
――一ノ宮選手は早稲田大でプレーしていますが、どうですか。
一ノ宮 しっかり、きちっとしていてメリハリがあり、いい環境で、真剣に取り組む環境が心地いいです。
――大学は個々の取り組み次第だと聞きます。
一ノ宮 まだ1カ月しか経過していないですが、確かに平日も部活があるわけではないので、空いている時間の意識は大切だなと思いました。
――予選、1勝2敗で終えました。
善福 どの試合もスタートが弱くて、そこがうまくできたら、予選は頑張れば抜けられたなと。
――久々のペア(JOC以来)ですが。
一ノ宮 基本合わせてくれるので、やりづらさはなかったです。
善福 ペアの動きに合わせて動くので、噛み合ってないなというのはなかったです。
――選抜大会3位でしたが。
善福 まだ、あまり外で戦えるようなチームではないので、頑張って戦えるようになっていきたいです。
一ノ宮 映像は見ましたが、まとまりがあって、皆で盛り上がっていて、雰囲気はいいなと思いました。
――今年の目標を最後に教えてください。
一ノ宮 メンバーとして、リーグ、インカレに出場して、勝ちを取れるようにしていきたい。
善福 インターハイ個人、団体優勝します。

 これからは、それぞれのチームでインカレ、インターハイを目指す。ここで得た経験があるから、やるべきことも明確になったのではないだろうか。

一ノ宮大和(早稲田大)

善福留生(霞ヶ浦高)

 

文◎福田達 写真◎井出秀人