今回は映画のお話から。

『アンストッパブル』
　2011年にレスリング全米学生チャンピオンになったアンソニー•ロブレスの実話。

　主人公のアンソニーは生まれつき右脚がありませんでした。複雑な家庭環境をも言い訳
にせず自分の夢に向かって大学進学とレスリングを両立させていきます。

　与えられたトレーニングを黙々と継続していくアンソニーの懸命な努力は、やがて周囲
の空気を変えます。応援せずにはいられないほどの感動を与え続けていたからです。

　アンソニーの勤勉な姿、夢を現実に引き寄せる為に頑張るひたむきさが、冷ややかだっ
たコーチや仲間の気持ちを変化させます。

　そしてついに全米大学選手権で優勝したのです。すごいよねぇ。

　彼は常に自分と闘っていました。孤独が、考え抜く時間を作ると同時に、支えてくれている存在に感謝する心も増幅させ、それが彼の精神力を養い、自分自身を支える自己信頼にもなったと思えてなりませんでした。

　日々の地味な練習時間を継続することで自分を作りあげていったのは明白です。淡々と
トレーニングに励む彼の汗が勲章の様に輝いて見えました。

　皆さんは夢を具体的に描いていますか？　いい汗をかき自己信頼できているでしょうか。

マダムペコ
PROFILE／京都生まれ。保険会社のお客様窓口勤務。趣味は映画、読書、音楽、スポーツ
観戦。テニスは挫折経験あり。日常では、所作やマナーや社会のルールを愛を持って感化
している日々。食生活から意識してインナービューティーを目指すことで、心も身体も健
康で幸福感を膨らませることができると実感している。