7月3日、ニューヨーク州で開催された公式戦に船水雄太が初出場した。この日はダブルス、ミックスダブルスの２試合に登場して２敗に終わったが、対戦相手にはランキング１位のフェデリコがいるなど大きな経験を積んだ。

「メジャーリーグの舞台に立つためにやってきて、コートに立った時はサポートしてくれた人たちの顔が浮かびました。これが夢の始まりで、幸せな気分でした。ボレーボレーの対決でスピード勝負できることも確認できたので、修正して、次は勝ちたいです」

　マイアミは男子３人、女子３人から構成されるチームだが、開幕から船水以外の２人が好調で、チームも勝利を重ねていて出番は巡ってこなかった。ただ、その後は連敗もあり、船水はPPAチャレンジャー優勝で調子を上げてきたことで、今回の起用となった。このニューヨーク大会は全試合出場の予定になる。

「１マッチ11点勝負で、選手たちのギアの入れ方が違うと感じていて、すべてのクオリティが高くないと通用しません。それぞれの質を上げていく必要を感じます」と船水は翌日の試合に向けて、力を込めた。

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