
【中国高校選手権】男子団体は岡山理大附(岡山)が雪辱の優勝! 個人優勝の脇岡侑吾/堺瑠音は2冠に。女子団体は広島翔洋(広島)が圧倒のV! 塚本七海/前川愛生も2冠
第68回中国高校選手権大会◎7月11~13日/鳥取県・ヤマタスポーツパークテニスコート

7月11~13日、鳥取県のヤマタスポーツパークテニスコートにて、第68回中国高校選手権大会が開催された。男子はインターハイ団体出場を逃した岡山理大附が本来の力を示すかのような戦いぶりを披露して、個人戦での期待がふくらんだ。女子は広島翔洋が順調な仕上がりに加え、チームの底上げも感じさせた。
▼男子団体
男子団体は、インターハイ予選決勝で敗れている岡山南(岡山)を準決勝で下して勝ち上がった第1シードの岡山理大附(岡山)と、第2シードの南陽工(山口)を接戦の末に下した第3シードの松江工(島根)の対戦に。
決勝戦は3面展開で行われ、第3対戦の青木/長久(岡山理大附)が流れをつかみG④−0で制して先制する。個人戦を制している脇岡/堺と松江工のエース平佐/加藤の第1対戦は、脇岡/堺が3−2とリードしてからデュースを繰り返す長いゲームとなった第6ゲームを⑩−8で取りG④–2で勝利し、優勝を決めた。
★結果
優勝 岡山理大附(岡山)
準優勝 松江工業(島根)
3位 岡山南(岡山)
3位 南陽工業(山口)

男子団体準優勝 松江工業(島根)

男子団体3位 岡山南(岡山)

男子団体3位 南陽工業(山口)
▼女子団体
女子団体戦は準決勝で地元鳥取県の米子松蔭(鳥取)を下して勝ち上がった就実(岡山)と、山陽学園(岡山)を下し勝ち上がった広島翔洋(広島)との対戦に。
決勝戦は3面展開で行われ、第2対戦の広島翔洋エースで、個人戦優勝の塚本/前川と、第3対戦の松井/村上がともに終始相手を圧倒し、G④−0で制して優勝を飾った。
★結果
優勝 広島翔洋(広島)
準優勝 就実(岡山)
3位 山陽学園(岡山)
3位 米子松蔭(鳥取)

女子団体優勝 広島翔洋(広島)

女子団体準優勝 就実(岡山)

女子団体3位 山陽学園(岡山)
▼男子個人
男子個人戦は準決勝で佐藤蒼真/佐藤優真(岡山理大附)との同校対決を制した第1シードの常味真人/石灘蒼瑛(岡山理大附)と小村駿斗/山本遥斗(出雲工)を下して決勝へ勝ち上がった第2シードの脇岡侑吾/堺瑠音(岡山理大附)との対戦となった。
決勝戦は脇岡/堺が3–1とリードするも常味/石灘が意地を見せて2ゲームを返し、勝負はファイナルゲームへ。脇岡/堺が4ポイントを連取し流れをつかみ、そのままリードを保ってG④−3(F⑦−3)で優勝を飾った。
★結果
優勝 脇岡侑吾/堺瑠音(岡山理大附)
準優勝 常味真人/石灘蒼瑛(岡山理大附)
3位 佐藤蒼真/佐藤優真(岡山理大附)
3位 小村駿斗/山本遥斗(出雲工業)

男子個人優勝 脇岡侑吾/堺瑠音(岡山理大附)

男子個人準優勝 常味真人/石灘蒼瑛(岡山理大附)

男子個人3位 佐藤蒼真/佐藤優真(岡山理大附)

男子個人3位 小村駿斗/山本遥斗(出雲工業)
▼女子個人
女子個人戦は準決勝で立石杏奈/佐々木莉子(山陽学園)を倒して勝ち上がった第1シードの塚本七海/前川愛生(広島翔洋)と、廣瀬礼衣/中村明愛(広島翔洋)との同校対決を接戦で制して勝ち上がった松井文音/栗原みのり(広島翔洋)との対戦となった。
決勝戦は塚本/前川が実力を発揮しG④−0で圧倒し優勝を飾った。
★結果
優勝 塚本七海/前川愛生(広島翔洋)
準優勝 松井文音/栗原みのり(広島翔洋)
3位 廣瀬礼衣/中村明愛(広島翔洋)
3位 立石杏奈/佐々木莉子(山陽学園)

女子個人優勝 塚本七海/前川愛生(広島翔洋)

女子個人準優勝 松井文音/栗原みのり(広島翔洋)

女子個人3位 廣瀬礼衣/中村明愛(広島翔洋)

女子個人3位 立石杏奈/佐々木莉子(山陽学園)