2025年の中国総体（インターハイ）ソフトテニス競技は、７月25日から27日まで熱戦を繰り広げた男子に続き、29日から女子個人戦が始まった。１回戦から３回戦までを消化し、64ペアが２日目に勝ち残っている。

明日30日は最大６試合

　318ペアが出場し、２日目に進む64ペアを決める熱戦が続いた。昨年優勝の第１シードで、2016年＆17年の林田リコ／宮下こころ（文大杉並・東京）以来となる連覇を狙う塚本七海／前川愛生（広島翔洋・広島）は、初戦の２回戦がＧ④－０、３回戦がＧ④－１で順当に３回戦へ。東北（宮城）初の個人戦優勝の期待が懸かる天間麗奈／佐藤紗空は、２試合とも０で勝ち上がった。

　このほか、春の全日本高校選抜を制した和歌山信愛（和歌山）の天野莉子／千葉美空、2023年全中個人戦優勝の実績を持つ野間結菜／竹田羽花（昇陽・大阪）などが２日目へ。一方、６月のハイスクールジャパンカップのダブルスで準優勝している房野紗千／市川こいと（四天王寺・大阪）は、初戦の２回戦で城所結菜／服部麻衣（豊橋中央・愛知）に２で敗れ、早くも姿を消した。

　明日30日は９時から４回戦が始まり、５回戦以降はマッチ間隔20分で進められる。決勝まで１日６試合のタフな戦いを勝ち抜き、頂点に立つのは果たして？

天間とのペアで好連係を見せた佐藤紗空（東北）

鋭いストロークで違いを見せた塚本七海（広島翔洋・広島）

前川愛生（広島翔洋）は塚本とのペアで連覇を目指す

和歌山信愛（和歌山）の天野莉子

天野とのペアで３回戦に進んだ千葉美空（和歌山信愛）

西村ひよとのペアで第２シードに入っている原綾那覇（京都光華・京都）

京都光華の西村ひよ

竹田羽花とのペアで中学時代に続く日本一を狙う野間結菜（昇陽・大阪）

昇陽の竹田羽花

就実（岡山）の足利茉奈（左）／近坂優衣

三重（三重）の１年生ペア・髙林さくら（左）／起田亜旺

出雲北陵（島根）の今田心（左）／栗原奈々

人気を集めている会場内の記念撮影スポット

会場の宇部市中央公園テニスコートはＪＲ宇部線の東新川駅に隣接している

朝から強烈な日差しに照らされ、日傘を利用して観戦する人が多かった