
【インハイ2025】女子個人戦は天間麗奈/佐藤紗空(東北)が初優勝! 酷暑下の激闘を制して318ペアの頂点に立つ
中国総体2025(女子)◎7月29日~31日 山口県宇部市・宇部市中央公園テニスコート
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2025年の中国総体(インターハイ)ソフトテニス競技は、7月25日から27日まで熱戦を繰り広げた男子に続き、29日から女子の競技が進められている。30日は個人戦2日目が行われ、天間麗奈/佐藤紗空(東北・宮城)が初優勝、同校のペアとしても初の頂点に立った。
ファイナルの激闘を制す
前日にも増して厳しい暑さの中での戦いは4回戦から始まり、64ペアから徐々に絞られていった。昨年優勝の第1シードで連覇に挑んでいた塚本七海/前川愛生(広島翔洋・広島)は、準々決勝で同じ広島翔洋の髙住莉舞奈/久野凪桜に敗れて敗退。決勝は、その髙住ペアを準決勝で下した天間/佐藤と、第2シードの原綾那/西村ひよ(京都光華・京都)の対戦となった。
第1Gは原ペアが1ポイントも与えずに取って好スタートを切るが、天間ペアも第2Gを奪い返し、一進一退の攻防が続く。G2-2で迎えた第5G、天間ペアが3-0として優位に立ったものの、原ペアが5連続ポイントで奪い、G3-2として王手をかけた。
だが天間ペアも第6Gを④-0で奪い、日本一の行方はファイナルへ持ち込まれた。ここでも序盤は激しく競り合ったが、天間ペアが2-3のビハインドから4連続ポイントでマッチを握る。最後は天間がバックハンドのクロスを鋭い角度で決め、⑦-3で出場318ペアの頂点に立った。
東北の女子はインターハイ団体戦で2021年、昨年と2回の優勝を果たしているが、個人戦は決勝進出も初めてで、ついに初タイトルを獲得。連覇を狙う31日の団体戦で2冠なるかが注目されるが、雪辱を期して臨む他校の戦いぶりも興味深く、今年のインターハイ最後の一日も熱戦が繰り広げられそうだ。

昨年の皇后杯など一般の大会での活躍が光っていた天間は、ついに高校初の個人タイトルを獲得

佐藤は天間とのペアという重圧にも負けず日本一に

スタンドから大声援を送った応援団とハイタッチ

力強いストロークを披露した原綾那

躍動感あふれるネットプレーを見せた西村ひよ

準優勝の原/西村

髙住莉舞奈(左)/久野凪桜は同校対決で第1シードを下した

3位の髙住/久野

昨年1年生ペアでベスト8だった柏春花(左)/村上芹は、今年はベスト4で3位に

3位の柏/村上

東北の中津川澄男総監督、村上、柏、佐藤、天間、吉田美穂監督(右から)