
【日本代表合宿】男子が内本隆文、女子は宮前希帆がアジア選手権に出場する日本代表主将に。強化合宿始まる。
日本代表強化合宿◎8月2~10日/北海道北広島市緑葉公園テニスコート

8月2日から、北海道北広島市緑葉公園の手入れの行き届いたクレーコートにて、アジア選手権に出場する日本代表の強化合宿が開催されている。
テニスだけに集中できる環境で、足りないものの獲得に奮闘している。4日、男子はシングルスに特化した強化練習に終始した。メンバー6人を見ても、国内のシングルスシーンで活躍する選手ばかりだが、「まだまだ上達してほしい気持ちはあります。現状で満足しない。もっとレベルアップできるはず」と篠原監督。
内本隆文(NTT西日本)をキャプテンに指名した篠原監督は「昨年は代表を外れて、はい上がってきたので、思いの強い選手。(船水)颯人の意思をついで、やってくれるでしょう」と話した。
NTT西日本でもキャプテンの内本はこう話した。
「チームとは違うプレッシャーを感じますが、自分らしさを出しながらチームを優勝に導けたらいいなと思っています」

内本主将

国際大会で成果を上げ続ける上松俊貴
女子は2023年アジア競技大会で成功を収めた時に取り組んできた強化メニューでフィジカル、メンタル面の充実を狙う。「この練習があったから苦しい時も勇気を出せたと尾上らが言っていました。若いメンバーなので、成長できる練習が主です」と佐藤監督。
また、キャプテンには昨年の初代表後国内でも大活躍してきた宮前希帆(ワタキューセイモア)が選ばれた。
「前に立つより支える方が性に合っていると思うので責任が重いなと思いましたが、チームの雰囲気の良さに助けられています。お互いをよく知っているので、やりやすいこともあります」と話した。キャプテン自体、初のことだと言う。
アジア選手権が開催される韓国のクレーコートで活躍するために、貴重な時間を過ごしている。ここでの成果を本番に結びつけたい。

フィジカルを鍛え抜いて、得るものに期待

高校生2人を含む若いメンバー