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2025.09.02

【インカレ2025】女子ダブルスは前田梨緒/中谷さくらが明治大として61年ぶりの優勝! 成長した姿で昨年の雪辱!

インカレ2025◎8月29~9月3日/千葉県総合スポーツセンター庭球場、青葉の森スポーツプラザ庭球場、四街道総合公園庭球場(男子)、千葉県総合スポーツセンター庭球場、高浜庭球場、稲毛海浜公園スポーツ施設庭球場(女子)

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女子ダブルス優勝 前田梨緒/中谷さくら(明治大)

 インカレ選手権最終日、女子は千葉県蘇我市のフクダ電子アリーナで開催された。強風の影響で難しい対応が求められた。優勝した前田梨緒/中谷さくら(明治大)は準決勝で細田美帆/高橋ひかる(日体大)に苦しんだが、終始安定したパフォーマンスで昨年準優勝の雪辱を果たした。

「強風の中で、いけるなというのはなかったですが、自分がやるべきことに徹してきたのが良かったです」と前田は振り返った。

 それにしても、試合を見るたびに成長点を感じるぐらい前に進んでいる。しかも、伸びしろも感じるほどで、戦う引き出しが増えた印象だ。

「明治のフィジカルトレーナーに身体の使い方を習って、足りない面を自覚できました。それに必要なトレーニングもすることで、結果としてやれることも増えたと思います」と中谷。

 決勝戦はG⑤―1と危なげなく戦えて、明治大女子選手として61年ぶりの優勝を成し遂げた。その前回に優勝したのは畠中君代さんで、インカレ選手権を2連覇して、後に硬式テニスに転向して成功を収めた人でもある。現在の選手たちとの交流もあって、優勝した二人も61年ぶりということには驚きの表情を見せてくれた。

 

女子団体準優勝 天間美嘉・左近知美(日体大)

女子大学対抗3位 大𣘺玲雨/青松淑佳(明治大)

女子大学対抗3位 細田美帆/高橋ひかる(日体大)

文◎福田達 写真◎菅原淳