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2025.10.06

【国スポ2025】少年男子は愛知県が初優勝! 助け合って戦い、千葉県との三番勝負を制す

第79回国民スポーツ大会◎10月3~6日/滋賀県長浜市・長浜城テニスガーデン

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インターハイ同様、応援と一体になった岡崎城西(愛知)

 10月3日に開幕した第79回国民スポーツ大会は滋賀県長浜市の長浜城テニスガーデンで行われて、6日には少年男女の決勝戦が行われた。

 男子準決勝に進出したのは千葉県、宮城県、愛知県、香川県。それぞれ木更津総合、東北、岡崎城西、尽誠学園の単独チームで、2番に入るシングルスに難しさを感じさせた。

 準決勝は1番で宮城が千葉に先勝して、シングルスも根津圭威士がリードしたが最後は逆転負けで、3番は千葉の道祖土滉樹/中原一翔がG④―2として決勝進出を決めた。一方、愛知は1番の石川智弘/鳴海志優が香川の山本一輝/笹川慈瑛にG④―2とすると、2番は塚本光琉が同じ1年生の木原祐翔をG④―1としてインターハイに続く2冠に王手をかけた。

 決勝戦の1番は千葉の舘田陸斗/竹之内琉汰が途中から引き離してG④―2と愛知の石川/鳴海に土をつけると、2番は塚本(愛知)が道祖土(千葉)を0で退けてタイに戻す。三番勝負は愛知の長濱瑠飛/稲葉大幸が一気にペースをつかんで、手塚康介/中原一翔をG④―1として国スポ初優勝を飾った。

「インターハイ同様、大将はいなかったですが、予選から、誰かが負けても、他の選手たちがカバーする戦いがよかったです」と岡崎城西の牧知秀監督。

 昨年の国スポ時は中学校3年生ながらメンバー入りして、シングルスを担っていた塚本は、「昨年よりも成長した姿を見せたかったです。攻めと我慢の使い分けがよかった」と試合を振り返った。塚本はシングルスで4連勝、失ゲーム1で終えた。

★結果

優勝 愛知県

準優勝 千葉県

3位 宮城県

4位 香川県

文◎福田達 写真◎三野良介