【STリーグ入替戦】男子の東京ガス、女子の東芝姫路が残留。男子の東ソー南陽は初昇格! 女子の太平洋工業は1年ぶりの復帰!
STリーグ/プレーオフ◎12月19~21日/広島県・エフピコアリーナふくやま(福山市総合体育館)
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12月20日から2日間にかけて、広島県・エフピコアリーナふくやまで入替戦にあたる「STリーグ/プレーオフ」が開催された。男子は東京ガス、東ソー南陽、女子は東芝姫路、太平洋工業が来季のSTリーグへの参戦権を手にした。
男子は大混戦で、最終戦で東京ガスが太平洋工業に②-1で勝利し、1位で残留を決めた。初日は2勝をマークした東京ガスだが、2日目の初戦で日本信号に1-②で敗戦。最終戦は勝利した方が残留、敗れた方が降格となる一戦だった。
中平慎吾/齋藤大樹が立木雅也/齋藤龍二にG1-④で敗れたが、中村日紀がシングルスで1勝1敗とし、最後は掛川巧大/松本倫旺が登場。掛川がロビングをうまく織り交ぜ相手を交わし、最後は松本のポーチボレーで試合終了。G④-2で勝利し、残留を決めた。
新たに就任した佐藤大輔監督は「目の前にある、自分がコントロールできることにだけ注力しようという話はしていました」とプレーオフに回ることが決まってからの1週間を振り返った。「(今後は)STリーグでより強いチームを作り上げていけるよう、また良い結果を残せるように」と意気込んだ。
2位に入った東ソー南陽は5回目のプレーオフ挑戦で初の昇格となった。主将の松田蒼生が全試合にシングルスに出場して、4試合で失ゲーム数はわずか2。スライスと前でのプレーを駆使し、他者を圧倒した。
東ソー南陽は初日に2敗を喫してからの大逆転昇格だった。岩本将志監督は「正直に言うと、STリーグは自分たちが見たことない場所なので、実感が湧いていないところもあります。ワンランク上の相手に準備していきたい」と意気込んだ。

1位でSTリーグ残留を決めた東京ガス

初日の連敗から逆転して初昇格を決めた東ソー南陽
一方、女子は東芝姫路が3勝で残留を決めた。チームとしては初のプレーオフ。追われる立場だったが、初日に2勝を挙げ早々と残留を決めた。椎名萌花/岡野若奈が三番勝負を2度制するなど、全勝でチームに貢献した。
岡部勝式監督は「プレッシャーというより、選手がいつも通りのプレーができるかが不安でしたけど、みんながいつも通りプレーしてくれたと思います」と褒め称えた。
2位ではSTリーグⅡを1位で勝ち上がった太平洋工業が1年ぶりの復帰となった。初日に川口市役所、トヨタ自動車に勝利し、昇格を決めた。2日目の最終戦では浅倉衣里/川口真歩が宮原あかり/根岸楓英奈をG④ー2で下すなど、気を吐いた。木本和志監督は「まずはSTリーグに定着できるように」と先を見据えた。

STリーグでは力を出せず苦しんだが、ここでは上の力を見せた東芝姫路

1位で残留を決めた東芝姫路

昇格を決めた太平洋工業




























