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2026.02.09

【第66回東京インドア】次世代を担う学生選手に聞いた、出場の感想と中学生へのメッセージ⑥前田梨緒/中谷さくら(明治大)

ルーセントカップ第66回東京インドア◎1月18日/東京体育館

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昨年のアジア選手権でダブルスを制するなど、世界で活躍する前田/中谷

 今年は、日本を代表する男女各8ペア(32名)の選手が集結し、第66回ルーセントカップ全日本ソフトテニス大会(東京インドア)が開催され、熱戦が繰り広げられた。今回は、ソフトテニス・マガジンの連載でおなじみのN石コーチが、将来日本ソフトテニス界を牽引するであろう、学生選手の皆さんに着目し、今大会で感じたことなど、全国の中学生へ向けてメッセージをもらった。また今回、中学生の皆さんも気になる、今回の東京インドアで使用した各選手の「セットリスト」についても特別に教えていただきました(必見です)。意外な結果に驚くかも?

前田梨緒(明治大)選手の場合(今大会3位)
――大会を振り返ってください。
「東京インドアは、技術もメンタルも兼ね備えている選手の皆さんが出場しています。その中で自分の良いところをどれだけ出していけるかというのが、結果につながってくるので、自分の武器をもっと明確にしてやるべきだと感じました。今年はアジア競技大会の枠があるので、ぜひ勝ち獲って金メダルを目指していきたいと思います」
――全国の中学生へのメッセージを。
「中学はまだ身体もできていないので、その状態で、いろいろなことに挑戦するのではなく、しっかりと基礎固めというか、まずは基本的なことを徹底的に身に着ける方が、先々の成長にはつながると思います。トップ選手の豪快なプレーは、並大抵じゃないフィジカルトレーニングや基礎固めの結果であると思って、皆さんも、基本を大事にして頑張って下さい」
――全国の梨緒ファンへ一言。
「いつも応援してくれてありがとうございます。今回は皆さんに自分の納得がいく良い試合を届けることができませんでしたが、ここにとどまらず、次の大会に向けて頑張りますので、これからも応援よろしくお願い致します」
――今大会で使った前田選手のセッティングは。
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中谷さくら(明治大)選手の場合(今大会3位)
――大会を振り返ってください。
「結局昨年と同じ結果になってしまったのですが、高校3年生の時は予選リーグ敗退で、昨年は3位で、今年は3位以上を目標にして挑んだのですが、結局いつも負けている相手に負けてしまった。振り返ると、先行していながら取りきれるゲームを取りきっていれば、勝てたという試合も予選でありました。反省点としては、そういう場面(相手の凡ミスに付け込んだり)でなぜ取りきれなかったのかをしっかり考えて、今後は練習も取り組んでいきたいと思った大会になりました」
――全国の中学生へのメッセージを。
「現在の日本女子チームは、高校生が活躍しているので、中学生の皆さんも、あと数年すればそういう年齢になるわけですから、進学する高校の選択肢によっては、日本代表にもなれると思うので、今の段階で『自分は無理だ』とか、そういうネガティブな思い込みは外して、『自分は日本代表になれる!』というポジティブな思い込みを持って、頑張って夢を実現していってほしいです」
――全国のさくらファンへ一言。
「いつも…なんやろ、たぶん前田・中谷という『ペアの雰囲気』を好きでいてくれている人が多いと思います。ですので、これからも前田・中谷として良い笑顔を皆さんに見せられるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」
――今大会で使った中谷選手のセッティングは。
YONEX ジオブレイク70V(紫)/ストリング:YONEX ポリアクションプロ/テンション:27

 

取材・文◎N石コーチ 写真◎井出秀人