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2026.03.16

【平和カップひろしま】男子は地元でNTT西日本が優勝! 女子は明治大が取り組んだ成果を披露!

第6回 平和カップひろしま国際大会◎3月14、15日/広島翔洋テニスコート、瀬野川公園テニスコート、佐伯運動公園テニスコート

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優勝したNTT西日本

 3月14、15日、第6回平和カップひろしま国際が広島翔洋テニスコート他で開催された。今年は韓国、台湾、モンゴルからチームが参加。男子130チーム、女子49チームが団体戦の頂点を目指した。

 男子はNTT西日本、中華台北、太平洋工業、YONEX SPECIAL COMBINATIONがベスト4に進出した。YONEXは新人選手が参加できず、船水颯人、丸山海斗が今回限定で加わるなど、頼れる助っ人とともに、準決勝で太平洋工業を破り、決勝に進出した。

 一方、中華台北を下したNTT西日本とYONEXの勝負は2面展開で争われたが、序盤に思わぬアクシデントに。ヨネックスの荒木駿が肩を痛めて起き上がれない。結果的には救急車で運ばれ、不戦敗に。米川結翔と荒木のペアは、林田和樹監督が今年の大将として考え、二人の成長にかけていた。決勝までの戦いぶりに今後の手応えも感じていただけにケガの状況が心配される。

 ただ、ヨネックスは船水/丸山が広岡宙/林佑太郎をG④―2として三番勝負へ。最後はインドアシーズンから好調を持続している矢野颯人/内田理久が伊藤幹/米澤要に序盤からリードを奪うと、最後はG④―2として地元優勝を成し遂げた。

 年に1度の広島での団体戦ということで、NTT西日本の社内の人たちが毎年応援に来てくれるという。「テニスを見せられるのはいい機会になるし、シーズンが始まる団体戦なので、勝つことに意味があります」と内田。

 と同時に、昨年のこの大会で、林佑太郎がアキレス腱を断裂して、昨秋には長いリハビリから復帰して、この日もチームを鼓舞して戦った。

「完全に回復していないですが、気持ちを出して戦ってくれたので、チームには好影響を与えてくれました。いい雰囲気で戦えましたから」と村上雄人監督。

準決勝を勝利して林佑太郎を迎える

準優勝はYONEX SPECIAL COMBINATION

 一方女子は明治大がワタキューセイモア、太平洋工業に0で勝利すると、準決勝の東芝姫路にも②―0と勝利して決勝戦に進出した。もう一方のヤマは中華台北、ヨネックスを三番勝負で下した四国大AとアドマテックスAが決勝進出をかけて戦った。こちらも三番勝負で、1番を四国大Aが先勝したが、アドマテックスが逆転で決勝に進んだ。

 2面展開の決勝戦、第1対戦は明治大の大釜彩乃と4月から入学する中谷ももこが浅見今日子/坂本茉梨乃から先手を奪うと、最後はG④-1と勝利する。隣のコートで対戦していた前田梨緒/中谷さくらは庄司琴里/原千春に競りながらもスコアでは引き離して、G④―1で優勝を手にした。

 4年生の青松淑佳を含めて、5選手が来週の日本代表予選会(シングルス)に出場する明治大。部員こそ8名と少ないが、それぞれがレベルアップしている証拠で、その充実ぶりが分かる。最近ではフィジカルだけの合宿をするなど、個々が必要なものに取り組んできた成果も見られる。

「きついトレーニングをしてきたので、それが結果につながったと思います。一人ひとりにフォーカスしたメニューを出してもらえるので、それぞれが足りないものを意識して、取り組んできました」と大野主将。

 敗れたアドマテックスAだが、昨年のSTリーグで紙一重の戦いで敗れたことで、チームには変化が見られる。
「STでの課題を持って練習してきました。鍛えることもそうで、ステップアップして臨めています。それぞれがチャレンジして勝てたのは次につながると思います」と加藤丈博監督。アドマテックスの準優勝は過去最高で、その勢いでSTリーグの頂点を目指していく。

女子優勝の明治大

女子準優勝のアドマテックスA

文◎福田達 写真◎上野弘明