TOPICS
大会
2022.03.19

【アジア大会最終候補選手選考会】船水/上松が貫禄の優勝。北野/星野はナショナル入りの可能性を示す

アジア大会最終候補選手選考会◎3/18、19・テニスパーク棚倉テニスコート

関連キーワード:
42ペアがエントリー(4ペア辞退)した大会で頂点に立った

 3月18日、雨天のためインドアで始まったアジア大会最終候補選手選考会。大会2日目の19日は予選の残り試合、決勝トーナメントが行われて、船水颯人/上松俊貴が優勝した。決勝戦までは1Gも落とさない内容で勝ち進むと、最後は北野亮介/星野雄慈にG⑤―2で勝利した。

シングルスの予選会でも本命視される船水颯人

NTT西日本に入社したばかりの上松俊貴にとって大きな優勝だった

東北高からワタキューセイモアに加入して、年々成長を見せる北野亮介

過去の代表予選会でもあと一歩まで進んだことがあるが、今回は北野と積み上げたものが生きた

 今大会は優勝すれば代表入り決定ではなく、選考の参考になる。最終的にナショナルメンバーから推薦されることになるが、優勝の2人が大きく前進したことは間違いない。また、2位の北野/星野は戦った内容を加味されて、ナショナルの最終合宿(4月上旬・四日市)に呼ばれる可能性を残した。さらに3位には林田和樹/髙月拓磨、品川貴紀/早川和宏のベテラン勢が入り、大一番で勝負強さを見せつけた。

 なお、アジア競技大会は4月16、17日に行われるシングルスの予選会で優勝者が代表に内定して、残り4人はナショナルからの推薦で決まる。明日20日、21日は女子の最終候補選手選考会が行われる。

髙月とのペアで勝負した林田は手応えをつかんだはず

日本代表経験者らしく、勝負強さを見せた髙月拓磨

ベテラン健在を示した早川和宏。まだまだ技術も成長する

福井県庁では監督兼任の品川貴紀。豊富な経験が大一番で生きた

▼決勝
船水颯人/上松俊貴     ⑤―2 北野亮介/星野雄慈
[稲門クラブ/NTT西日本]    [ワタキューセイモア]
▼準決勝
船水颯人/上松俊貴     ⑤―0 林田和樹/髙月拓磨
[稲門クラブ/NTT西日本]    [ヨネックス]
北野亮介/星野雄慈     ⑤―2 品川貴紀/早川和宏
[ワタキューセイモア]       [福井県庁]

 

写真◎井出秀人