【代表予選会】上松俊貴(NTT西日本)、宮前希帆(ワタキューセイモア)がアジア競技大会の日本代表内定! 自分のテニスを貫いて、代表予選会を優勝
第20回アジア競技大会 日本代表選手予選会◎3月20~22日/福島県・テニスパーク棚倉
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3月20日から、福島県のテニスパーク棚倉にて開催されている第20回アジア競技大会日本代表選手予選会。最終日は男女各4選手がリーグ戦形式で戦って優勝者が決まり、アジア競技大会日本代表第1号に内定した。
男子は、2日目に全勝だった上松俊貴、矢野颯人(NTT西日本)が初戦で対戦した。1ゲーム目は矢野が3-2とリードしたが、ここから上松も粘って奪い返す。2ゲーム目は矢野が4-1とすると、ここから上松のギアが上がり、G④―1と上松が先勝した。さらに上松は植田璃音(高田商業高)にスキを見せない戦いぶりで圧倒すると、隣のコートで矢野が初戦で植田に敗れた丸山海斗(one team)を破ったことで、上松の優勝が決まった。
「矢野もインドアシーズンでたくさんのタイトルを取り、ナショナルチームの合宿でも実力を出していて、勝ち上がってくる選手だと思っていました。苦しい場面は必ずあるので、そこを耐えていければ、相手にも重圧があるだろうと思っていました。特に前半の1、2、3ゲーム目にどれだけ自分のやりたいことをやっていき、相手のやりたいことをさせないようにするか。ラリーしながら、こうしたらいいかなとイメージをわかせながらやれていたので、結果的に④―1で勝てたと思います」
簡単には決まらないハードコートに加え、強風という過酷な環境でも普段通りの試合ができたのが強さの秘密だろう。最終日は快晴で風もなく、自分の持ち味を存分に出しての優勝だった。
「土曜日は風が強くなるのは分かっていたので、敵が誰であろうともゆるいボールとか鋭いショットの中にスライスを入れたり、また前後をつけていけば、風で曲がると相手のショットは不安定になっていきます。また、自分は前が持ち味なので、相手の打ちにくいボールで前にいきつつも、相手が返しづらいところに立って、なかなかコートに収めきれない展開を作れました。風があってもなかっても、戦略の引き出しを使っていけば有利に進められると思っていましたから」と上松。優勝にふさわしい内容でもあった。

海外の選手たちも目標にする上松俊貴

惜しくも届かなかったが、次につなげたい矢野颯人
女子は初戦で同じワタキューセイモアの長谷川憂華にファイナルで競り勝った宮前希帆が、同じく初戦に岩倉彩佳(どんぐり北広島)に勝利した天間麗奈(東北高)と2戦目で対戦した。この試合より先に、長谷川が岩倉を破ったことで、宮前が勝てば優勝になる。2年前、ともに初代表入りして、その後にペアで皇后杯を獲得。どちらもシングルスが得意であるが、公式戦では初対戦だった。試合はお互いの長所がぶつかる激闘で、最後のファイナルは宮前が先に5-2リードしたが、追いつかれる。終始、天間の速いテンポに苦労した宮前だったが、最後は⑦―5として優勝した。
「初日の1試合目(大𣘺玲雨戦)が一番苦しい試合で、0-2の0-3までいってしまったのですが、そこで『焦るよりは落ち着いていこう』と自分をコントロールできて、結果的にその試合を逆転して勝てて、2日目、3日目を乗りきれるきっかけになりました。あの一戦がすべてだと思っています」と宮前。
強くなるきっかけとなった天間との対戦はこう振り返った。
「(天間は)テンポが速いし、一球が鋭いので、1球ごとに考えながら配給できました。カットサービスの返球がうまくいったことが勝ちにつながったかなと思います」
日本でのアジア競技大会に関しては、「自国での国際大会を経験したことがないので、応援などを力に変えられるようにできたらいいなと思いますが、まだ想像がつきません」と話した。

宮前希帆は優勝を決めて

試合運びに安定感もある天間麗奈




























