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2016.08.02

【岡山インターハイ】高校生にして日本代表の上松に、日本中がロック・オン!?

【2016 情熱疾走 中国総体】男子個人戦が本日開幕! ソフマガ編集長の見どころプレビュー

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現役高校生でただ一人の日本代表である上松が、地元インハイに臨む PHOTO/HIDETO IDE

現役高校生でただ一人の日本代表である上松が、地元インハイに臨む PHOTO/HIDETO IDE

男子個人戦は全国の代表322ペアが、わずか2日間で「いちばん」を決する超ハード日程。優勝までには少なくとも8試合を乗り越えなければなりません。個人戦前の、編集部なるみ的みどころは『ウエマツ包囲網』です。
11月に開催されるアジア選手権大会の日本代表に選出された上松俊貴選手は、中学時代からナショナルチーム(日本代表候補)に名を連ねる前衛。180㎝の長身をしなやかに躍らせる、大きくてダイナミックなプレーが見応え十分! の注目プレーヤーです。6月にはハイスクールジャパンカップで、男子では初となるダブルス&シングルス2冠を達成。シングルスは連覇というおまけつきでした。

地元・岡山でのインハイ、その前哨戦でモクモクとのろしを上げた格好の上松選手。所属の岡山理大附高監督・大橋元司先生は大舞台の彼らを楽しみにしているようです。
「(ハイジャパ優勝で)日本中のペアが本倉/上松(No.161)を意識する。皆がこのペアを倒そうと『向かってくる』。普通に参加するのではなく、彼らは1つ上のステージに自分たちを上げて、この大会に臨んでいる。しかも地元開催ですよ。一生に一度の機会でしょう」(大橋先生)。ハイジャパで獅子奮迅のプレーを見せ、上松を引っ張った本倉健太郎選手の活躍を合わせ、本倉/上松に注目です。
さて、個人戦で『包囲網』に加わりそうな面々を2日目からみていくと、
NO.152近藤昴/北本達己(高田商=奈良)、関東個人VのNo.151後藤佳佑/高倉和毅(早稲田実=東京)、4本決めでNo.98石井陸/塩田海(尽誠学園=香川)、No.121米吉陸/飯田脩三(高田商)、準決勝でNo.1溝端亮二/金子大祐(高田商)、No.61上岡俊介/広岡宙(上宮=大阪)……といったところでしょうか(もちろん、過程で何が起きるかはまったく分かりません)。大会直前の近畿個人で、8強中7ペアを占めた高田商勢はまさに脅威。そして大会に入ってからの成長で予想を覆す活躍を見せる選手たちにも、目を凝らしましょう。
ドラマ開演は、間もなく。(編集部・成見宏樹)

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上松の相棒で岡山理大附キャプテンの本倉はベースラインプレーヤー。大橋監督いわく「昭和のテニス」のような選手 PHOTO/HIDETO IDE

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ソフトテニス・マガジン編集部(成見宏樹)