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2017.03.30

【選抜男子】V2の高田商業・山根「『もっとがむしゃらに』で勢いが出た。3冠奪還目指す」

第42回全日本高校選抜ソフトテニス大会/3月28~30日、愛知県名古屋市・日本ガイシスポーツプラザ

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昨年の優勝メンバーであり、今年はキャプテンとして連覇を牽引した高田商業の山根

明日からまた夏に向け、切り替えてやっていく

今大会、波に乗る羽黒(山形)を決勝で破り、見事に選抜連覇を果たした高田商業(奈良)。山根稔平主将は、優勝の要因を「団体戦なので勢いを意識しようとみんなで話し合って、それができた」と語った。

山根稔平(高田商業)コメント

――決勝を終えて。

「(羽黒は)アゼリアカップでも決勝で当たって、強いことは分かっていました。対戦も(3ペアすべて)アゼリアのときと同じで、そのときは3番勝負までもつれた。『前回負けた金子(凌)/佐藤(大和)を倒して、②-0で勝ち抜こう』と紙森(隆弘)監督から話があって、その通り②-0で勝つことができてよかったです。決勝では高商らしい試合ができたので、この調子でインターハイも優勝できるように頑張りたいです」

――上宮や尽誠学園など、強豪チームが早い段階で姿を消す中、見事に頂点に立ちました。

「きのう(29日・2日目)は自分たちのテニスが全然できなくて、先生からも『何かが変わらなければ優勝はできない』と言われて。もっとがむしゃらに戦おう、団体戦なので勢いを意識しようとチームで話し合って、それができたのがよかったと思います」

――夏に向けて、これから伸ばしていきたい部分は。

「去年のチームはもっと元気の良さがあった。新1年生も入ってメンバーも増えますし、夏は勢いが大事なるので、普段の練習から元気を出していきたいです」

――まずは最初のタイトルを獲得。今後への意気込みを。

「去年は3冠を目標に掲げていたのに、結果的にはこの選抜しか取れなかった。今年は3つ奪還するという気持ちと、去年の3年生の悔しい思いを背負って、これからも戦っていきたいです」

――あらためて、日本一の感想は。

「うれしいですけど、緊張していた部分があったので一安心しました。明日からまた夏に向けて、切り替えてやっていきます」

▼男子出場校名鑑(ソフトテニス・マガジン5月号掲載)
▼選手変更一覧(本部への登録選手の変更)

※全日本高校選抜大会2017・1日目の男子 こちら
※全日本高校選抜大会2017・2日目の男子 こちら
※全日本高校選抜大会2017・3日目の男子 こちら

取材・文◎直江光信 写真◎川口洋邦

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