【インハイ予選決勝リポート】埼玉・女子は星野が2年連続15回目のV
【インハイ予選速報】男子は武蔵越生が4年ぶり全国へ
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埼玉県のインターハイ予選は、個人戦を男子6月9日(金)、女子10日(土)、団体戦を男女とも6月12日(月)に、それぞれ女子は狭山智光山公園、男子は熊谷さくら運動公園を舞台に開催された。男子個人戦は昨年の県予選で個人3位の橋本/髙木(松山)が中島/平塚(武蔵越生)を完封し優勝。女子個人戦は埼玉平成の同士討ち決勝となり、橋本/西城が桑山/持田を1で抑え頂点に立った。
熊谷さくら運動公園の男子団体戦は、武蔵越生が川越東に1で勝利。4年ぶりの全国総体を決めた。
【男子団体】
①武蔵越生
②川越東
③松山
③川口総合
狭山智光山公園の女子団体戦は、星野が2年連続15回目の全国総体出場を決めた。
好敵手との激闘制し星野が連覇
◎決勝(女子団体)
星野 ②-1 埼玉平成
過去4年で1年おきにインハイ出場を果たしてきた県女子の双璧、星野と埼玉平成の激突となった決勝戦。2面展開で試合が進む中、まずは2番で埼玉平成の赤川友里奈/上関智穂が先勝するも、1番は星野の渡邉眞己/伊藤緋南美が④−2で接戦をものにし、イーブンに戻す。
迎えた3番は埼玉平成の橋本佳歩/西城二千華が思い切りのいいテニスでG3−1と先行したが、ここから星野のエース・神庭萌乃/榎本悠菜が驚異的な精神力を発揮。第6ゲームでマッチポイントを握られるピンチをしのいでG3-3に追いつくと、ファイナルでは完全に勢いで上回り、⑦-0で勝利。鮮やかな大逆転劇で、2年連続のインハイ出場をつかんだ。
しびれるような激闘を制した星野の神谷琢郎監督は、「連覇するなら今年しかないと思っていた。そのぶん選手の気持ちが通じて、みんなひとつになったのだと思います」と感無量の表情。大仕事をやってのけた神庭主将は崖っぷちを踏みとどまった場面を振り返り、「みんながついてくれていたので負けられなかったし、堂々とできました」と満面の笑顔を見せた。
★この試合は、『ソフトテニス・マガジン9月号』でも掲載されます(7月22日発売)
※全国出場校名鑑、個人戦全出場者名は、7月22日(土)から発売の『ソフトテニス・マガジン9月号』の別冊に掲載予定。
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