【私学コメント】選抜へ! 東北の水木主将「油断せず、攻める気持ちを失わずに向かっていく。優勝を目指して頑張ります」
第52回全日本私立高等学校選抜ソフトテニス大会◎3/21-23横浜国際プール
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3月21日(水・祝)に神奈川県横浜市の横浜国際プールにて行われた『第52回全日本私立高等学校選抜ソフトテニス大会』の男子団体。5年ぶりの優勝を果たした東北の水木キャプテンに選抜へ向けての話を聞いた。
「ファーストサービス、スマッシュがカギになる」
水木瑠主将コメント
――全日本私学選抜では、決勝で羽黒を破って優勝。羽黒とは、練習試合もよく行っていると聞きました。
「練習試合の勝率は五分五分くらい。勝っても負けてもおかしくない相手ですが、チームメートを信じて、今回はいけるかなという手応えがありました」
――全日本選抜に向けての自信につながった結果だったのではないでしょうか。
「そうですね。自分たちの現状の力がどれくらいなのかというのが分かったという意味で大きかったと思います。選抜では、対戦相手は自分たちに向かってくるだろうと思うので、守りに回らず、攻めの姿勢を貫き通したいと思います」
――その選抜に向けて、課題またはカギになるのは、どういったプレーになりますか?
「僕たちは全員がカットサービスを打つのですが、いかにファーストを入れていくか。私学大会ではゲームの入りで、簡単なサービスレシーブの精度の低さが目立ったので、まずはそうしたショットの精度というところを修正して、もっと突き詰めていきたいと思います。
あとは、前衛のスマッシュですね。インドアでは、いくら後衛が強い球を打ってもボールが返ってくるので、後衛はミスをせずに展開をつくって、前衛がスマッシュを打って決めるのが一番いい形かなと思っています。東北高校でも、その練習に力を入れているので、スマッシュがカギになるかなと思いますね」
――では、あらためて選抜への意気込みを聞かせてください。
「今年は、チームには、全中1位、2位、3位が集まっていて(※2015年全中個人:優勝=北野亮介/鈴木竜弥、準優勝=水木瑠/古山祐也、3位=檜山遥斗)、戦力的には全国でもベスト4に入る実力があると思っています。油断せず、攻める気持ちを失わずに向かっていけば、おのずと結果はついてくるかなと思っているので、選抜でも優勝を目指して頑張ります」
取材・構成◎田辺由紀子 写真◎菅原淳