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大会
2019.03.27
【都道府県全中】強い兵庫!4大会ぶり3回目の優勝。苦しい場面も振りきった
第30回都道府県対抗全日本中学生大会◎3/26-28三重県伊勢市・三重県営サンアリーナ他
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全国47都道府県の中学生が選抜チームで春の日本一を争う「第30回都道府県対抗全日本中学生大会」が、今年も三重県伊勢市で開幕した。競技初日の27日は男子個人戦と女子団体戦が実施され、30回の節目を祝うように、例年にも増して多くの熱戦が繰り広げられた。
県営サンアリーナと三重交通Gスポーツの杜伊勢体育館で行われた女子団体戦は、昨年3位の兵庫県が頭ひとつ抜けた強さを発揮し、4大会ぶり3回目の優勝を飾った。全日本U-14の望月聖那を筆頭に小学生時代から全国の舞台で活躍してきた選手が並ぶ兵庫。京都との2回戦でその望月/中野莉子ペアが1番で敗れるシーンもあったものの、そこから小林望愛/片岡望、前田梨緒/中谷さくらがいずれも0で制して勝利を収めると、以降は別格のパフォーマンスを披露する。宮崎、栃木、島根と1本も落とすことなく退けて勝ち進み、近畿対決となった大阪との決勝でも望月/中野がG④-0、小林/片岡がG④-2で白星を挙げて頂点に立った。
力のあるペアを3組そろえたチームとしての総合力の高さに加え、応援席からの大きな声援の後押しも力に替えてつかんだ栄冠に、「選手、スタッフ、保護者、みんなで獲った日本一だと思います」と樋口貴彦監督。苦しい場面でもひるむことなくラケットを振り切った選手たちの奮闘を、感無量の表情でたたえた。
なお最終日の28日には、伊勢市営庭球場で女子個人戦、三重県営サンアリーナと三重交通Gスポーツの杜伊勢体育館で男子団体戦が行われる。
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優勝した兵庫。勝負所で強かった
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2位の大阪府。決勝で敗れたが、可能性を秘める選手が多い
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3位の島根
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3位の埼玉
取材◎直江光信 写真◎井出秀人